ホクレン酪農部長の板東寛之氏にインタビューしました。
期中での乳価改定交渉が決着したとはいえ、予断を許さない課題は以下の三つです。
《課題1》
今回の乳価の値上げに伴う、末端の牛乳の価格の値上げなどがスムーズに進んでいくように、しっかりとサポートしていくこと。
《課題2》
ここ1?2年、乳製品の世界的な需給ひっ迫に伴い、国内の市場もひっ迫していたが、これが9月からの景気悪化で、緩和が予測される。
それに対して、国内の需要をいかに守っていくか、あるいは国内の酪農に影響を及ぼさないように、いかにきちんと需給調整に取り組んでいくか。
《課題3》
WTO問題。
今回また先送りとなってくれたものの、もし将来、心配されているような事態が降りかかってくるとすれば、それに対する、しっかりとした備えが必要。
詳しくはDairy Japan2月号で。