カンタン暑熱対策

先日取材に訪れたG牧場。

夏場、窓から入る日光の熱が牛舎内の温度上昇に大きく影響を与えていると感じたYさんは、対策として軽いベニヤ板を窓の大きさに合わせてはめ込んでいました。

これが簡単で安価なうえにかなり効いているようで、「あるとないとでは全然違う」と絶賛!

すぐに試せるグッドアイデアでした。使用しないときは窓の下に立てかけてありますが、お子さん達のお絵描きボードとしても活躍しているようです。

また、窓は常に綺麗に掃除しているYさん。「光を取り込みたいときは、やはり汚れているよりも光が入ってくるし気持ちが良い」とのことでした。

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お水の大切さ

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さて、寒暖差の激しい季節です。GWを過ぎたというのに雪の便りが聞こえてきたり、真夏日の報道があったりと衣替えをしてよいのか判断が難しい時期でもありますね。
しかし着々と夏が近づいているように感じます。

ふと写真を整理していると、とある牧場の水槽を写した写真が出てきました。毎日ていねいに清掃された水槽はいつもピカピカ。撮影のときだけ清掃したのでは、この写真のようにはならないと思います。いつもきれいな水槽なら、乳牛達も気持ち良く、満足いくまで飲水できることでしょう。ヒトに例えるなら、水槽はコップやマグカップのようなものでしょうか。汚いコップやマグカップでは、水やお茶を飲む気になれないですよね。

これから本格的な暑さを迎えます。暑いときに限った話ではありませんが、水は泌乳はもちろん、乳牛の生体維持にも欠かせない大切なものです。そして暑熱期には、平時以上に多くの水を求めます(私も夏の飲水量は多くなります)。ぜひきれいなコップ、マグカップでおいしい水を飲んでほしいですね。

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リラックスできる秘訣

こんにちは!
Dairy Japan本社のある東京は、まだ4月だというのに30度近い気温になる日もちらほら……
本来なら気持ちが良い陽気が多いこの季節にこの気温だと、夏にはどうなってしまうのかと今から頭を抱えてしまいます……

さて、本日は牛をリラックスさせるための群馬県のS牧場取り組みをご紹介します。

牛にとってストレスは”乳量低下”や”疾病”につながる重要な部分です。
「牛がリラックスできるように」とS牧場では牛舎内に心地の良いジャズが流れています。
ジャズだけではなく、朝はラジオ、昼はジャズ、夜はJ−popが流れているそうです。
音楽が牛にリラックス効果を与えているのかはわからないそうですが、
日々音楽を流すことで、牛が音に慣れ、農場の従業員以外が訪れても牛は立ち上がったりすることなく、横臥したままのんびりと反芻を続けているそうです。

実際に、取材した際にも牛達がリラックスしている様子が見られました。

このような農場での取り組みなどをDairyJapanのInstagramでも発信していますのでぜひフォローお願いします。