さつま芋黒ごまおこわ

皆さん、おはようございます!

さて、皆さんは「ホエイごはん」を炊いたことはありますか?
牛乳を温め、米酢を加えるとカッテージチーズとホエイに分かれます。
そのホエイでお米を炊くと、驚きの美味しさに炊き上がります。
おかず無しでもパクパク食べられます!
まだ食べたことない方はぜひ作ってほしい1品です。

今回はそれをアレンジした「さつま芋黒ごまおこわ」を作りました(Jミルク「かんたん 乳和食で美味しく減塩」より)。
『Dairy PROFESSIONAL Vol.18』で実際に作ってみた感想をご紹介しますのでお楽しみに!

蹄の大切さに気づいた日~オススメ書籍Vol.5~

皆さんこんにちは。新年度が始まる春から不定期で書籍をご紹介してきましたが、もう春が終わりそうです。2020年上半期は新たなウイルスとの壮絶な闘いで終わってしまいそうですね。それも少し一時的な収束が見えてきてよかったです。引き続き気を付けて過ごしましょう。

新入社員の方々は、もしかしたら最近から働き始めますという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は是非ブログを遡り、私の書籍オススメをご一読ください。

さて、だんだん暑くなってくるこれからに備えて、今回おススメする書籍はこちら。

乳牛の護蹄管理:共著(鳥羽 雄一、佐藤 麻耶、橋本 勝、丸山 純)

乳牛の蹄を守り、健康を守り良い結果(乳量)を出すことを目指して、4名の護蹄スペシャリストによる解説が記されています。面白い点は、この4名のなかでも、獣医師、削蹄師、酪農家など、著者によって目線が異なっていることです。私はこの書籍を読んで、蹄のデリケートさや負担の大きさ、牛の健康への影響の大きさを知りました。

例えば600㎏の牛がいたとしたら、脚1本、蹄一つにおける体重のかかり方は単純に計算しておおよそ150㎏前後、前足の方が体重がかかるでしょうからもっとですね。かなりの負担がかかります。

しかしその重みに対する蹄の大きさは人間の靴の底のせいぜい半分程度でしょうか?  子供の靴のようなものです。

そのアンバランスさで歩いて行動するとは恐れ入ります。考えただけで相当な負担ですよね。しかも、牛は靴をはいていません。衛生的でない床を歩くことも多々あります。人間なんて、比べたら甘いものです。私は体重が75㎏あります(最近太りました)。対する靴は27㎝。牛の倍近い設置面積を有しながら負担はわずか37㎏前後です。足が疲れて歩けないなど言ってられません。

この書籍には、牛達にストレスなく行動してもらうために、どんなことをすべきか。その答えにつながるヒントがたくさん詰まっています。

是非今一度参考にしてみてください。

ちなみに、DVD解説付きです。

 

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コクを出すには牛乳を!

皆さん、おはようございます!
最近急に暑くなってきました!
牛はもちろん、私達人間の体調管理にも気をつけなければいけませんね。

さて、新型コロナウイルス感染症による影響で、自宅で過ごすことが増えました。
そんななか、私の唯一の楽しみといえば料理!
いかに手際良くヘルシーかつ美味しく作るかがポイントです。
写真はほうれん草とチキンのスパイスカレー!実は牛乳がたっぷり入っています。
どんな料理でも、味付けが物足りないときに牛乳を入れるとぐっとコクが出ますね。

ネットで検索すると牛乳乳製品を使った多種多様なレシピがあるので、これを機に牛乳レシピのレパートリーを増やそうと思います!
おすすめレシピがありましたら教えてください♪

困ったら頼れるこの一冊~新年度オススメ書籍Vol.4~

皆さんこんにちは。農場、関係各社新入社員の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。新年度から順調にスタートできている方々は、一月ほど経ち少しグッタリとしてしまう頃でしょうか。

一方、未だに新型コロナウイルスの影響で満足に仕事ができない状況が続いている方もいらっしゃることと思います。徐々に回復に向かっているようではありますが、私も未だ農家さんへの訪問はできないでいるのが残念です。

本日は、酪農のことを全く知らない入社後数カ月の私が、「一番手に取っている本」をご紹介します。

『乳牛管理の基礎と応用』 柏村 文朗 古村 圭子 増子 孝義 監修

とても分厚い本です。最初から読み進めて読破するのは根気が必要です。ですが、乳牛と付き合っていくうえで必要な知識が分野・コンテンツごとにわかれて網羅されており、「気になるポイント」「知りたかったこと」「こんなときどうしよう」などのポイントで内容をつまみ食いしながら読むことができます。

「わからなかったらググる」というのがこのご時世のメジャーな調べ方ですが、私が勉強するにあたって使えるのは圧倒的にこちらの書籍です。

さらに本の面白いところは、往々にしてその前後に気になる内容が記されており、周辺の知識も吸収できてしまうところです。

内容も重量も分厚いので、毎日持ち歩くと良いトレーニングになってしまいますが、オフィスやご自宅の手の届くところに一冊完備しておくと、とても重宝します。

是非ご覧ください!ご注文はこちらからどうぞ

最近学んだこと

こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。4月後半に入り、東京もかなり暖かくなってきました夜空には徐々に天の川が出てくる季節です。楽しみです(趣味が星空見に行くことなんです)。人間にとっては暖かくなり晴れた日には外に出かけたくもなるような気候ですが(もっとも、今は外出できませんが……)、牛達にとっては暑熱ストレスのかかる時期になってきましたね。

5月の臨時増刊号『Dairy Professional Vol.17~乳牛の暑熱ストレスを科学する~』が発刊され、暑熱対策に関して私も勉強をしました。

まず、前提を理解していなかったのですが、牛って暑がりなんですね。本日の東京の気温22℃でも少しずつ暑熱ストレスを感じ始めるようです。私は例年気温が30℃を超えると暑熱ストレスを感じ、呼吸は早くなりませんが、じっとしていられなくなります。それだけならまだしも、牛達にとっては乳量や病気、分娩に関わる大きな問題ですもんね。早めに対策する理由がわかりました。

さらに対策にも、いくつもの方法があるようです。風を送る、ミストや水の気化熱で牛体を冷やす。屋根からの放射熱を遮る。など、「確かに」と感じる方法を知ることもできました。私も今年はエアコンに頼らずに暑熱対策してみようか。とも考えていますが、意志が弱いのですぐにエアコンのリモコンに手が伸びると思います。

皆さんは実際にどのような暑熱対策を行なっているのでしょうか?  私はまだ少ししか牧場を見学できておらず、実情をまだまだ知らないのです。いまはまだ、他県にお話し伺いに行くことは自粛しておりますが、気持ちよく外出できるようになったら、是非お邪魔させてください。いろいろなこと教えてください。よろしくお願いいたします。