和食+牛乳=乳和食

6月28日

先日Jミルクの総会の取材に行ったとき、会場でお昼が出ました。

写真がそのときのお弁当です。一見美味しそうな普通のお弁当ですが、実はこのお弁当、牛乳を約1本分(200ml)使用しているのです!

豆ご飯、鮭、かぼちゃのそぼろ煮、がんもどき、卯の花、だし巻き卵、酢の物まで、すべて牛乳を使用しているとは思えませんよね。

気になるお味は、牛乳の味がまったくせず、まろやかで美味しかったです。

乳和食のレシピ本も発売されているので、皆さんもご家庭で挑戦してみてください。

来月発売の「Dairy Japan 8月号」でも取り上げているので、ぜひご覧ください♪

工夫された哺育牛舎

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宗谷管内・豊富町大規模草地育成牧場は、4日齢からの哺育牛を受け入れています。 集荷された子牛達は、まず、個別飼養する受入調整牛舎に入ります。

その受入調整牛舎にはカーフハッチが、間口をずらして並べられています。 これは子牛同士の、吸い合いを防ぐためです。

また、子牛が冷えないように、ハッチは牛床マットの上に起かれ、 そして清潔な敷料がたっぷり入っています。

詳しくは、Dairy Japan 7月号「ルポ特集/子牛を元気に育てる。わが農場の流儀」で

暑熱対策にホールディングエリアでシャワー

ホールディングエリア天井に設置したスプリンクラーとファン
ホールディングエリア天井に設置したスプリンクラーとファン

写真は、三重県のある農場のホールディングエリアで、天井付近を写したものです。赤丸で囲んだ部分はスプリンクラーで、青丸で囲んだ部分はファンです。

この農場では、6月頃から暑熱対策の一環として、朝夕の搾乳の間、1日で最も気温が高くなる1時から2時頃に搾乳牛をホールディングエリアへ連れていき、シャワーを浴びてもらうようにしています。写真のスプリンクラーだけでは、全頭に十分な水が行き渡らないので、さらにホールディングエリア外からホースを使って牛達に水をかけてあげます。

この時間にシャワーを浴びてもらうのは、ヒートストレスに曝された牛体を直接冷やすことと、搾乳時には牛体がドライであってほしいから。そしてホールディングエリアでのシャワーなら、通路やベッドを直接濡らさずに牛体を冷ましてあげることができます。

このシャワーを始めた結果、暑熱期の乳量の落ち込みが少なくなったのはもちろん、夏期から秋期にかけての受胎率も向上したといいます。

牛達もシャワーの時間を心待ちにしていて、自主的にホールディングエリアに向かうといいます。

対象牛を簡単に確保できるキャッチ・ゲート

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6カ月齢からの育成牛はもちろん、4年前からは、
4日齢からの哺育牛も受け入れている豊富町大規模草地育成牧場。
きめ細かな飼養管理により、元気で、良い牛に育つことで評判です。

火曜と金曜は診察日で、気になる子牛がいたら、獣医さんに診てもらいます。
そのとき重宝するのが、180度回転する二つのキャッチ・ゲート。

このキャッチ・ゲートがあれば、対象牛を優しく、簡単に確保できます。
同牧場では、このキャッチ・ゲートは、すべての牧区に設置されています。

もっと詳しくは、来週発売のDairy Japan 7月号で。

北海道酪農の父、エドウィン・ダン

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スタッフブログとして開設後、初めてのアップです!
北海道支局の江成です!
今後は、Dairy Japanのスタッフが随時更新していきますので、
是非チェックしてみてください!

ところで本日、北海道札幌市南区の真駒内(まこまない)駅から
徒歩10分程度のところにある「エドウィン・ダン記念館」へお邪魔しました。
同氏は、明治6年に来日し、「北海道酪農の父」と称されるほど
大きな功績を遺しています。
「えっ?クラーク博士じゃないの?」と思われた方、
まずは、Dairy Japan8月号をご覧になってみてください!