足痛の早期発見は「歩幅」を見ること

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「足痛を早期発見するには、歩幅を見ること。左右の歩幅が違ってきたら足を痛がってきているサイン。痛い足が地面に着いたとき、反対側の足を早く着きたいから歩幅が狭くなる(痛くないほうの足の歩幅が狭くなる)」とオホーツク管内Hさんは言います。

詳しくは、来週発売のDairy Japan 2月号のルポ特集「わが家の護蹄管理」で。

エサ寄せ&残飼さらい機

知恵1

写真はH牧場(オホーツク管内)考案のエサ寄せ機です。
単なる両方向対応のエサ寄せ機ではありません。
エサ寄せ板を畳むと一直線状になるんです(下写真)。
残飼を片付けるときに、このように板を一直線にして、一気に残飼を押してさらいます。
「これだけ板幅が広いと残飼が横にこぼれ出ないから、作業がとても楽なんです!」とのことです。

知恵2

監視カメラ

監視カメラ

北海道釧路管内Y牧場は、フリーストール牛舎に入ると乾乳後期(クロースアップ)群が真っ先にあります。
仕切り方式で、現在は10ベッド分、7頭を飼養密度のマックスとしています。
Yさんは、この群と分娩房に「監視カメラ」を設置しました。
リアルタイム映像を、事務所のパソコンはじめスマホでも見ることができます。
出先から「分娩房へ連れてって」「助産の準備をして」などスタッフに電話連絡することもあるそうです。
監視カメラは遠隔操作でき、見たい部分を見ることもできます。
夜間でも電灯が一カ所点していれば鮮明に見られます。

ブリッジ通路

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北海道釧路管内Y牧場のフリーストール牛舎です。
Yさんのこだわりは、牛の通路とエサ給飼の通路がクロスするところを「ブリッジ」(跳ね橋のように路面が持ち上がる)にしたことです。
牛がここを渡るとき、チェーンブロックでブリッジを上げます。
こうすることにより、除糞作業面と給飼作業面が触れ合いません。
スノコ状になっているのはブリッジの重量を軽くするためです。
「牛舎を建てるときに、絶対にこれは採用しようと思っていた。その分コストはかかるが、衛生面を考えたら、投資すべきものだ」とYさんは言います。

【全共】2-3歳クラス 名誉賞決定

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第14回全日本ホルスタイン共進会北海道大会は午後から、経産牛2-3歳クラス(6-11部)の比較審査が行なわれた。
そして、2-3歳クラスの名誉賞が決定した。

後代検定娘牛2-3歳クラスの名誉賞は、クリアデール チユンキー マーシヤル アイオーン(北海道稚内市 白崎紘希氏出品)。
「3歳牛としての乳房の構造が非常にすばらしい」との審査好評。

一般2-3歳クラスの名誉賞は、TMF ナイデル アツト アンナ エコー(北海道清水町 (有)田中牧場出品)。
「信じられないほどの2歳牛としてのフレーム」との審査好評。