石狩乳牛検定組合の講習会が先週、北広島市で行われました。
講師は酪農学園大学・家畜繁殖学研究室の堂地修教授で、講演テーマは「乳牛の受胎率低下を考える」でした。
講演では、
○繁殖成績低下の現状とその理由
○発情発見率の低下要因
○人工授精適期の再考
○分娩前後のボディコンディション・スコア推移と繁殖機能回復および受胎率の関係
○高泌乳牛群の繁殖成績向上に関する試み(排卵同期化処理による定時人工授精の利用、長期不受胎牛への肺移植の効果)
などが、詳しく解説されました。
そして最後に、驚く事実が紹介されました。
それは、最近の世界における肺移植の実施状況で、とくに中国の動きです。
中国の移植頭数は驚異的に増加しているそうです。
今後も急速に増加する見込みで、北米(アメリカ・カナダ)のET企業が受精卵、分別精子の大量輸出を計画しているのだそうです。
堂地教授は「あくまで個人的見解だが」と前置きしたうえで、「中国は北米企業の技術指導を受けながらこのまま進めば、近いうちに北米と同じ能力レベルになり得る。日本は中国の動きをウォッチングする必要があるのでは」と述べました。
地球規模で 見た方が良いのですね・・・・
キーワードは 俯瞰 ですね
namazuさん
コメントありがとうございました。
そうなんですねー。
おっしゃるとおり俯瞰すると、びっくり仰天がこれからいろいろ起こってきそうです。