帯広の最低気温は?15度以下が連日です。
厳寒の十勝の農道を走っていたら、畑に雪の畝(うね)がありました。
こりゃ何だろう?
取材で同行いただいたAさんに聞いたところ、へぇ?、なるほど?、でした。
ここはジャガイモ畑で、収穫後にはどうしても残渣(小さなイモ)が残り、それをそのままにしておけば春になると雑草化します。
それを「野良イモ」というそうです。
その対策、つまり「野良イモ」を防除するために、このように畑表面の雪を除けることで土壌凍結をきつくして、畑の表面や地中にある収穫残渣のイモを凍らせてしまう(腐って発芽できなくなる)のだそうです。
土壌凍結というハンデを逆手にとったこの手法、先達の知恵に感激しました。
何でも聞いてみるものですね。