酪農ヘルパーという職業をもっと知って!

2013 年 10 月 31 日

Filed under: — djito @ 7:02 PM ニュース

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連合北海道(工藤和男会長)は10月31日、札幌市で「酪農業(一次産業)を支える若者雇用応援シンポジウム」を開催し、連合北海道の加盟産業をはじめ、酪農家、酪農ヘルパー、関係団体、学生など、約120名が参加した。
このシンポジウムは、一次産業が若者雇用において魅力的で継続的に就労できる産業となるよう企画されたもの。
その第一弾として、酪農ヘルパーにスポットが当てられた。

まず、酪農学園大学の荒木和秋教授が、「酪農ヘルパーの現状と将来展望」と題して基調講演を行なった。荒木教授は、酪農ヘルパーの実情と課題、短期就労の要因と対策などを解説した。
次に、農水省畜産部畜産企画課の和田剛課長補佐が、酪農ヘルパー利用状況や国の支援事業などを報告。
続いて、個人開業ヘルパーであり、道東酪農ヘルパーネットサービスの松多崇十勝支部長が、酪農ヘルパーの日々の仕事について紹介し、「酪農ヘルパーとして、ずっと勤続してくれる人の将来を保証することが大切だ」と語った。

パネルディスカッションでは、「酪農ヘルパーがとても魅力的な職業であることを、学生をはじめ、もっと多くの人達に知ってもらう必要がある」「酪農ヘルパーの資質向上のためには、酪農ヘルパーが技術研修などに積極的に参加する必要がある」「人材確保には国の支援事業の継続が必要である」など、活発に意見が交わされた。

2 Comments »
  1. シンポジウムを企画した連合北海道の齊藤と申します。取り上げていただきありがとうございます。当日、酪農ヘルパーを目指す女子高生も参加するなど思いがけない反響に驚いています。第2回・第3回は学校教育、承継課題、裾野が広い一次産業だけに一次産業(酪農)と消費者をより近づけるような内容も考えております。北海道の基幹産業である一次産業(酪農)がさらに発展するよう微力ながらお手伝いできればと思っています。

    コメント by 齊藤勉 — 2013 年 11 月 3 日 @ 3:52 PM

  2. 斎藤さま、挑戦に感激・感動。

    ワークルール検定(東京版)もNHK記事で拝見しました。
    「案ずるよりも生むがやすし」ですね。頑張ってください。

    追記:1月9-10日UAゼンセンの研修で札幌に行くかも…。機会があればまた寄らせて下さい。

    大出 日出生

    コメント by 大出 日出生 — 2013 年 11 月 7 日 @ 10:55 AM

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