チーズが語る、熱い心

2017 年 11 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:13 AM イベント

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 一般社団法人中央酪農会議は11月1日、都内で第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテストを開催した。同コンテストは、日本人の嗜好に合ったチーズの製造や、わが国の気候風土に合った独自のナチュラルチーズ文化を創造し今後の生乳需要拡大を図ること、また国産ナチュラルチーズの製造技術の向上・消費拡大を目的としたもので、最終審査および表彰式が一般公開された。
 今回は、出品社数73社、アイテム数161作品のうち、非公開審査で金賞10作品が選ばれ、最終審査により上位4賞が決定された。受賞者および受賞作品名は以下のとおり。

【賞タイトル:受賞者名「受賞作品名」】
農林水産大臣賞:チーズ工房【千】sen「竹炭 濃厚熟成」
農畜産業振興機構理事長賞:ニセコチーズ工房(有)「ニ世古 椛[momiji]」
中央酪農会議会長賞:(有)冨田ファーム「ジャパンブルーおこっぺ」
審査員特別賞:TAK「コハク・クミン」

 最終審査を終えたチーズオフィス・ムー代表の村山重信審査員長は、「最終審査では各分野の先生達のチーズに対する話を聞いているだけで楽しかった。このコンテストにチャレンジしてくれたチーズ製造者達の熱い心を、チーズが語ってくれた」と、審査総括および感想を述べた。
 また、農林水産省大臣賞を受賞したチーズ工房【千】senの柴田千代さんは、「山里でも、一人でも、女性チーズ職人でも、この場に立てることを証明できたこと、すごく嬉しく思う。これからも誇りにしたい」と、喜びと感謝の気持ちを伝えた。

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