死産率ゼロ?!―その牧場、どうやってるの? 北海道酪検協会が技術資料配布
2017 年 4 月 21 日
北海道酪農検定検査協会は5月に、後継牛確保と長命連産を実現するための、酪農現場向け技術資料「これが私のやり方です!」を道内酪農家および生産者団体、関連機関に配布する。
北海道は平成37年度の生乳生産量400万tを目指しているが(酪農・肉用牛生産近代化計画)、後継牛の不足で、今後の乳量維持拡大に危機が生じているのが現実。
そこで同協会は昨年度より、乳用牛の能力を最大限に発揮させるべく「乳用牛ベストパフォーマンス」実現の一環として、乳用牛頭数の確保のための企画を練り、精力的に取り組んでいる。
そうしたなか、酪農生産現場から「事例を示してほしい」という要望が多いことから、道内の優良事例を盛り込んだ本資料をまとめた。
「乳用牛頭数を確保するためには、1 死ぬ牛を減らす、2 生まれる牛を増やす、3 牛の一生を長くする、この3点が重要」として、その三つにポイントを絞り、成績の際立つ道内の牧場10事例を同協会が取材し、その牧場の飼養管理の様子などを細かく紹介している。
本資料はA4判・53頁、無料配布。
問い合わせは、北海道酪農検定検査協会、TEL 011-271-1342(企画課)へ。
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