GM(遺伝子組み換え)技術のアフリカ農業への貢献:日本モンサントがセミナー開く

2009 年 10 月 8 日

Filed under: — admin @ 6:32 PM セミナー報告

日本モンサントは10月8日(木)、東京都内でモンサント・カンパニー(米国)の
国際協力事業開発担当部長のN.ディニコラ博士を招き、
アフリカ農業における乾燥耐性トウモロコシの開発プロジェクトなどを
テーマにセミナーを開いた。

同博士は、社会が直面している最重要課題である
世界の食糧安全保障、水資源、バイオ燃料、地球温暖化の中心に
農業があるとしたうえで、

1:トウモロコシは多くの課題に直面するが、中でも「乾燥」は最大の被害の原因。
2:第一世代の乾燥耐性トウモロコシは2012年の商品化を目標としている。
3:アフリカは人口一人当たりの食料生産が減少している唯一の大陸。
4:多くのアフリカ諸国では農業が経済の基盤、雇用の75%を占めている。
5:規模に関わらず、GM作物の利益は多く、実際に小規模の農家が使っている。
6:同社は10年前からアフリカ農業にかかわり、プロジェクトをつくり努力してきた。
7:乾燥耐性トウモロコシが実用化され次第、速やかに普及することが目標。

などと話し、
「世界には飢餓に苦しむ人がいる。その解決には農業が大事。
農業はエキサイティングな分野であり、その重要性の認識・啓蒙が必要」
と語った。

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