貴重な情報交換の場:交牧連

2014 年 5 月 23 日

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挨拶を述べる広野正則会長

挨拶を述べる広野正則会長

地域交流牧場全国連絡会(以下交牧連)は、5月22日、都内で、平成26年度(第15回)代議員会を開催した。
交牧連の広野正則会長は、挨拶で「交牧連は設立15年目を迎えた。今までは右肩上がりの良い時代で、計画生産をしなければならない時代があったが、ここにきて酪農家戸数の減少、生乳生産量の減少など、いろいろな問題がでてきている。しかし、われわれ交牧連の仲間が集まり、意見交換、情報交換を行ない共有し、それぞれの地域の酪農を支え、元気にしてほしいと願っている。それぞれの頑張りが、日本の酪農の将来を明るくすると思っている」と述べた。
連絡会によると、交牧連の平成25年度における主な取り組みは、全国研修会の開催とワールドデイリーサミットなどへの積極的な参加や、平成24年度に引き続き、東日本大震災で被災した子供たちに対する癒しの提供、新機関員の獲得および後継者世代の育成、防疫対策の推進などと報告された。
また、平成26年度の活動にあたり、「1.つなぐ~全国的なネットワークを活かした相互研鑚や交流、2.続ける~酪農教育ファーム等の社会貢献活動、3.育てる~酪農後継者と酪農理解者の育成」といったスローガンを掲げ、活動を推進すると報告された。具体的な活動内容は、前年度に引き続き、全国的研修会の開催、東日本被災地への支援、ブロック活動の充実、酪農後継者育成のためのクラブ・ユース事業の実施、新規会員の獲得などが挙げられた。

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