コーヒー豆粕を再利用
2014 年 4 月 9 日
(株)メニコンは、スターバックスコーヒージャパン(株)が事業者となる「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」において、コーヒーの豆粕を牛の飼料として再利用、飼料化する技術監修を実施した。
(株)メニコンは、環境エコ事業として稲ワラ分解促進材や畜ふんの堆肥化促進材などの開発に取り組んできた。これまでに培った発酵促進技術を応用し、未利用であるコーヒー抽出後の豆粕を飼料として再利用することに着目、大手コーヒーチェーン、スターバックスの食品廃棄物の大半を占めていたコーヒー豆粕を各店から衛生的に回収し、乳酸発酵させることで長期保存と飼料としての利用を可能にする技術を確立、実用化させることに成功した。
なお、この飼料を用いて育てられた牛のミルクの一部はスターバックス店舗で使用される予定。
(株)メニコン・スターバックスコーヒージャパン(株)・三友プラントサービス(株)3社にて、乳酸発酵飼料化技術に関して共同で特許申請予定。今後は3社でさらに連携を深め、コーヒー豆粕のリサイクル飼料を多くの酪農家に販売していくことで、食品残渣の有効活用と持続可能な社会を目指す。
(株)メニコンHP:http://www.menicon.co.jp/company/enzyme/
スターバックスコーヒージャパン(株)HP:http://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2014-933.php
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