畜産草地研究所などが「一般公開デー」開催 : 茨城県

2013 年 4 月 19 日

Filed under: — admin @ 6:20 PM ニュース

4月19日、つくば市内の独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)各研究所らは平成25年度の一般公開デーを開いた。高校生や市民が訪れた。

酪農では、動物衛生研究所が「動物を衛る ヒトを衛る」をテーマに各研究スタッフらが発表。ヨーネ病など家畜の疾病撲滅に向けた取り組み、吸血昆虫の特性や予防、口蹄疫の研究成果などを披露した。なお今年4月から遺伝子検査法が法定診断法に加わり、迅速にヨーネ菌を検出することが可能となった。

畜産草地研究所は「高品質で環境にやさしい畜産物の生産を目指して」をテーマに研究成果を展示。同研究所が保有する乳酸菌H61株を用いたヨーグルトのアンチエイジング作用、飼料米やDDGS飼料を給与した試験、メタン発酵汚水処理技術、人工授精と受精卵移植技術などをミニ講演で、わかりやすく紹介した。
クイズラリーやサイエンス・カフェなども催され、チェダーチーズ製造工程の展示ブースでは沢山の来場者が関心を示した。

また同研究所ではヨーグルトのレシピを募集している。締切は6月30日。
詳しくはレシピ募集事務局へ。(jimukyoku.yogurt-recipe)
一般公開は20日も開かれる。

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