乳牛改良におけるジェノミック・パワー 北海道アルバータ酪農科学技術交流協会
2013 年 2 月 20 日
北海道アルバータ酪農科学技術交流協会は20日、事務局でもある酪農学園大学(江別市)で「2012年度 海外農業技術セミナー」を開催した。
今回は「乳牛改良におけるジェノミック・パワー」と題し、カナダ・アルバータ州のロッキーマウンテン・ホルスタイン牧場の社長であり、獣医師であり、畜産関係機関の多くの要職も務め、また世界各地のホルスタインショウで審査員としても活躍しているデビッド・チャラック博士を講師として招いた。
酪農家をはじめ、遺伝改良関係者、学生など約150人が参加した。
乳牛のジェノミクスとは、1頭1頭異なる遺伝子(染色体の塩基配列)を解析して、産乳量や乳成分、体型や特質などへの遺伝力を評価するもの。
同博士は冒頭、ジェノミクスをテーマとした理由について、「今日、物事を最も変様させるものであるから」と語った。
そして、ジェノミックの意義、信頼度、業界への影響などを解説し、また、同牧場で輩出した高ジェノムの雌牛などを紹介した。
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