特色ある経営に向けて種畜評価判定基準を4月から改正:家畜改良センター

2012 年 4 月 1 日

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家畜改良センターは4月1日、種畜の等級基準を改正した。
今回の改正は、新たな家畜改良増殖目標が策定されたことを踏まえたもので、これまでの等級判定の基準を、
1)多様な畜産経営を推進する観点から、特色ある家畜についても評価ができるように基準を見直す、
2)基準の数値は時勢に適した値に改正する、というもの。

同センターでは、乳用牛に関しては、ブラウンスイス種やエアシャー種のように従来、除外されていたものについても、血統登録を有していれば2級以上の評価を得ることが可能となる。これにより「特色ある家畜による多様な畜産経営を推進する」としている。

評価基準値の改正では、乳用牛の泌乳能力(乳量・乳脂率・無脂固形分率)で判定していたのを、総合指数に基づいた判定にする。泌乳能力だけでなく体型とのバランスがとれた長命連産性にも着目し、総合指数による遺伝的能力評価を受けた判定となる、としている。

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