第50回農林水産祭「実りのフェスティバル」に全国の農産物が集まる
2011 年 11 月 4 日
10月4日(金)、東京都・有明ビックサイトを会場に、
第50回農林水産祭「実りのフェスティバル」が開かれた(主催:農水省ら)。
会場では、各都道府県の特産品が展示即売されたほか、
都道府県の農業技術・経営普及などの展示コーナーも設けられ、
多数の人たちが集まり、購入していた。
また、東日本大震災被災地復興コーナーでは、
東北各県の特産物が展示即売され、募金なども行われた。
今年の天皇杯は酪農関連では永井農場(永井忠氏:長野県東御市)が受賞。
同農場は、乳牛27頭、水稲25ヘクタール、ブドウ0.7ヘクタール、
野菜0.8ヘクタールのほか、作業受託27ヘクタール。
従業員13名で、加工・産直部門も持った経営が評価されたもの。
今回の被災県の一つ、福島県からは、会津中央乳業(写真)が出展。
同県JAでは、農業の復興をめざし、「補償」と農地の「現状復帰」を県や国に要請し、
賠償請求額は299億円にのぼる(10月末現在)。
それにしても、コメ(ごはん)を始めとして、食肉消費センターや果実安定基金、
ハンバーガー協会、納豆協同組合などがブースを出しPRしているのに、
牛乳乳製品は、上記メーカーと北海道のものが少しだけ、というのは残念だ。
同フェスティバルは5日(土)も行われる。(文責:関東支局)
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