都内駅前でTPP反対のパンフを17日まで配布
2011 年 10 月 6 日
日本酪農政治連盟は、10月4日から17日にかけて、
東京都内のJR線:新宿駅前、渋谷駅前で、
毎日、日本のTPP(環太平洋連携協定)交渉参加反対の
パンフレットを配り、国民にTPPの意味を問いかけている。
「TPPを考える国民会議ニュース」に掲載の
オークランド大学(ニュージーランド)のジェーン・ケルシー博士の
講演要旨や農水省によるTPPに参加した場合の試算などを
クリアファイルに挟んで、道行く人たちに手渡し、
TPP参加反対への理解を求めている。
手応えは「頑張って下さい、という声もある一方で、
TPPに賛成という人もいる。まずは皆に知ってもらうことが大事」と
この活動に参加する酪農家や関係組織は語る。
なお、チェルシー博士の論は;
1:米国は交渉に圧倒的な影響力を及ぼす。
2:TPPの目的の一つは商業的な目的と投資分野、知財など。
3:もう一つは、加盟国間の規制の調和で、中国に対する均衡錘。
4:重要な争点は農業分野。
米国は、TPPにおいて柔軟性を提供しようとは考えていない・・など。
また、同ニュースには、榊原英資氏(青山学院大客員教授)の
論考も掲載されている。 (文責:関東支局)
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