東北地方太平洋沖大地震の影響:3月16日
2011 年 3 月 16 日
先週末の東北地方大地震では、全国の酪農家の皆さんが心配しておられると
思います。全国連および弊誌の電話取材(16日)では、
断片的ですが、以下の概要です。
青森県、秋田県、岩手県では発電機で搾乳しても集乳できず廃棄していたが、
CSが再開しつつある。しかし、運送用の燃料不足で集乳が十分に行えない。
乳業工場も施設の被害や燃料・資材不足により稼働できず、
生乳の受入れが満足に行われていない。
宮城県内は、停電あるいは通電しても、集乳ができず、生乳を廃棄している状態。
牛舎が崩壊された方もおられる。乳業工場、飼料工場にも被害が出ている。
福島県でも乳業施設の破損などで生乳を受け入れられず、生乳を廃棄。
また原発の影響で、牛を置いたまま避難している方もおり
それらの牛への飼料給与や搾乳ができない。
酪農現場の一番の要望は、燃料の確保と飼料供給の安定。
エサが届いても、牛舎へ配送できない。
その他、茨城、千葉でも避難があり、謹んでお見舞い申し上げます(文責:DJ関東)
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