酪農乳業の発展の歴史を後世に伝える雪印乳業史料館
2010 年 5 月 28 日
雪印メグミルク(株)は27日、酪農乳業専門紙誌向けに「雪印乳業史料館セミナー」を開催した。
同史料館は、雪印乳業の前身である北海道製酪販売組合50周年を記念して設けられ、昭和52年にオープン。来場者数は去年までに延べ336万人を数えている。
雪印乳業と日本ミルクコミュニティの経営統合を機に、今年3月、館内の展示をリニューアルして報道関係者向け内覧会を開催したが、酪農乳業専門紙誌からの「より詳しく知りたい」との要望を受け、このたびの開催に至った。
壇辻雅博副本部長(雪印乳業・北海道本部)は挨拶で、「史料館の使命は、酪農乳業の発展の歴史を後世に正しく継承し、来場者に酪農乳業への理解を深めてもらうことにある。それは当社クループの目指す消費者重視と酪農生産への貢献につながるもの」と語った。
館内には北海道酪農乳業の黎明期から同社グループの誕生まで、歴史を物語る貴重な資料や写真、製造機械・器具の実物などが展示されている。
※写真
詳細にわたり、わかりやすく解説してくれた宿野部幸孝館長(雪印乳業史料館)
●雪印乳業史料館
札幌市東区苗穂町6-1-1
TEL 011-704-2329(電話受付9:00-17:00)
見学は予約制。土・日・祝祭日は休み
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