感染症を考える――「北海道しゃくなげ会」開催

2010 年 2 月 18 日

Filed under: — djito @ 6:00 PM セミナー報告

日本全薬工業(株)が事務局を務める第42回北海道しゃくなげ会(会長/菅野一敏氏)が2月18日、札幌市内で開催された。
北海道しゃくなげ会は、今年から「感染症を考える」をテーマとした複数年にわたる研修を予定している。

その第1回目に当たる今回は、犬丸茂樹氏(動物衛生研究所)による特別講演「新しい感染症を防除技術の開発をめざして」が、田島誉士氏(北海道大学大学院獣医学研究科)による基調講演「生体防御と病原体」が行われた。
また、現場事例の講演として、西川晃豊氏(釧路地区NOSAI)による「病態生理から考える乳牛の甚急性大腸菌性乳房炎の治療方針」などが行われた。

総合司会を務めた田島誉士氏は、「感染する側、される側は、いわば、いたちごっこの関係にある。したがって、日進月歩で対応策が考えられており、最新の知見を理解しておくことは大切である」と述べた。

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