サイレージ用乳酸菌が原料作物に与える影響を解析
2021 年 1 月 15 日
ラレマンドバイオテック(株)は、サイレージ乳酸菌の新製品「マグニバ」を発表し、同製品がサイレージ原料作物に与える効果をメタゲノム解析試験によって明らかにした。
試験では、トウモロコシホールクロップ(乾物率35.2%)に「マグニバ プラチナ1」を添加することで、貯蔵中に存在する乳酸菌として好ましいラクトパチルス属細菌の存在割合が高くなることがわかった。コーンサイレージを64日貯蔵したとき、同製品を添加したサイレージではラクトパチルス属細菌が占める割合は90%に達し、対照の無添加コーンサイレージの50%に比べ明らかに多い結果となった。
このことから、同製品がサイレージ発酵に好影響をもたらすと同時に、無添加サイレージには好ましくない菌が相当量含まれていることが明らかになった。
同社はこの試験結果を動画にて紹介している。
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