跛行を防ぐには育成牛から(カール・バーギ氏セミナー) 十勝農協連

2019 年 3 月 18 日

Filed under: — djito @ 8:02 PM セミナー報告

s-カールバーギ

十勝農協連は3月18日、帯広市で「蹄管理セミナー」を開催した。
講師は、米国を拠点に削蹄インストラクターや蹄コンサルタントなどを展開しているカール・バーギ氏。
十勝管内の酪農家、削蹄師、JA職員、普及員など、約220名が参加した。

バーギ氏は「23年前(1996年)に初めて日本に来たときの跛行発生率は約25%だったが、現在も同様であるようだ。しかし適正な管理で2~3%を実現している牧場もある。したがって、どれだけ大規模でも目標は5%以内であることを理解してほしい」と前置きし、以下の3部構成で講演した。
1 跛行を起こさせない蹄の健康管理
2 趾皮膚炎(DD)の新情報
3 蹄浴の方法

ひとたび蹄病変が形成されると、次の泌乳期も、その次の泌乳期も同じ病変が形成される可能性があることや、趾皮膚炎(DD)をコントロールするためには、10カ月齢の育成牛からDD予防に注力し、初産分娩前の削蹄や育成牛群でのフットバスも有効であることなどを詳しく解説した。

※詳報はDairy Japan 5月号で

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