搾乳ロボット入口前は“ハッピー・スペース”に 北酪検「検定情報活用研修会」

2019 年 2 月 27 日

Filed under: — djito @ 6:49 PM セミナー報告

s-酪検協会講習会1

北海道酪農検定検査協会は2月27日、札幌市で「検定情報活用研修会」を開催した。全道の検定組合員や関係者など270名が参加した。
今年のテーマは「ロボット搾乳牛舎と牛群管理」。講師はカナダで牛群管理や牛舎設計、労働効率などのコンサルティングを手掛けるジャック・ローデンバーグ氏(DairyLogix社)。

第1部の「乳牛が快適で、管理しやすい搾乳牛舎のデザイン」では、牛舎設計の優先順序は、1 カウコンフォート、2 労働効率、3 コスト/価値、4 規模拡大可能性であることを前置きし、搾乳ロボット牛舎設計の知見を解説した。

フリー・トラフィック成功のカギは「搾乳ロボット入口前を楽しい広場(ハッピー・スペース)にすること」であり、搾乳ロボット入口前を「一方通行で逃げ場のないペン(コミットメント・ペン)」にすることは好ましくなく、ガイド・トラフィックでもできるだけコミットメント・ペンでの時間を短くして、行動の選択ができるようにすることが望ましいと述べた。

また、乳牛にとって魅力的な搾乳ストールであること、搾乳ロボット内では牛体に何も当たらないように調整すること、フェッチ・カウ(搾乳ロボットに誘導しなければない乳牛)のためのフェッチ・ペンの設計、初産牛を搾乳ロボットに馴致させる方法、産褥牛や足痛牛のためのペンの設計、蹄浴槽(フットバス)の場所、事務所の設計(搾乳ロボット前と飼槽がよく見える)などを詳しく解説した。

なお、北海道乳検は現在(1月末時点)、ロボット搾乳の検定農場は217戸(搾乳ロボット457台)で、増加を続けている。

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