チーズ作りに興味のある方、朗報です

【チーズ作りに興味のある方、朗報です】

明日の夜で急遽ですが、スペシャルなチーズ職人によるスペシャルなトークライブの開催お知らせです。

アメリカ・ウィスコンシン州で3月1~3日に開催された「ワールドチャンピオンシップチーズコンテスト(WCCC)2022」の受賞工房からお招きします。

・三良坂フロマージュ(広島)松原 正典(JCA理事)
「アカショウビン」 「富士山・炭」
・IL FIORETTO(イル・フィオレット)(大阪)山口 幸男氏
 「黒花 ~こっか~」★シルバー受賞(部門2位)
・ニセコチーズ工房(北海道)
 ・近藤 裕志氏 「ブルーチーズ 二世古 空【ku:】」(北海道)
日時:4/25(月)19:30〜 (21:30終了予定)
   ZOOMによるオンライン開催
  *メールアドレスに当日のZOOMの参加方法をお知らせします。
   お申し込みはYAHOOチケットサイトのパスマーケットからお願いします。
参加費 JCA会員・賛助会員  1,000円
    JCA会員ではない方  2,500円
    学生の方     500円
 *令和4年度新入会員の方も会員価格となります。
  会員申込は https://j-c-a.or.jp/entry

ネクタイをして搾乳しよう!

タイトルはT牧場が数年前に掲げたキャッチコピーです。
これは実際にネクタイをするのではなく、「他産業の企業と何ら差がない職場にしよう」という意思表明でした。
そして働き方改革に取り組み、休日や労働時間を大幅改善。完全週休2日(連休)制を5年前に実現しました。
さらに2年前から長期休暇として9連休を年2回とれるようにもしました。1日労働時間は8時間に収めています。

そのT牧場が今取り組んでいるのが“やりがい”創出。
その一環として独自で作成・活用している「サポートシート」を見せてもらいました。
そこにはクレド(=スタッフ全員が心がける信条や行動指針)が冒頭に書かれていました。

●牛の豊かさの先に
1 良質な牛乳の安定的出荷→牛が豊かだからこそ能力を最大に引き出せる
2 やりがいのある仕事→牛が豊かだということが仕事が正しかったことの証
3 プライベートな生活の豊か→牛が豊かでいられることで安心して休暇を満喫できる
4 地域とのつながり→牛が豊かだからこそ周りにそれを誇れ認めてもらえる
5 理想を現実にする発想→牛が豊かだからこそ次のステップが見えその先を望むことができる
●でも牛の豊かさってなんだ?
産業動物である中で最大限に牛の望むことをしていく
・質の良い飲食の提供
・気持ちよく寝、安心して歩く
・ストレスの無い対人関係
・安心できるいつもと同じ環境

※詳しくはDairy Japan 5月号で。
http://dairyjapan.com/backnumber/dairy-japan-2022%e5%b9%b45%e6%9c%88%e5%8f%b7/

ゴールデンウィーク期間 休業日のお知らせ

平素は格別のお引き立てをいただき厚く御礼申し上げます。
ゴールデンウィーク期間の休業日につきましては、従来通り土日祝日を休業とさせていただき、5月2日(月)ならびに5月6日(金)は通常業務とさせていただきます。
ご不便をおかけ致しますが、何とぞご理解の程お願い申し上げます。

 休業期間:2022年5月3日(火・祝)~2022年5月5日(木・祝)
 通常業務:2022年5月2日(月)、5月6日(金)、5月9日(月)~

飼料費削減のヒント

先日、新潟県のS牧場とO牧場を訪ねました。
両牧場は日本でも有数の米どころに位置するため、稲WCSはもちろん粉砕玄米といった地域生産飼料を上手に飼料設計に取り入れていました。
しかし今回の取材のメインは「もやし残さ」。もやし残さは、もやしの原料豆や製造ラインから外れたもやし、根切り処理の際に発生した根などを脱水したうえでギ酸添加したもの。水分含量は80%程度と高いものの、粗蛋白質など試料成分はアルファルファに近い特性があります。
嗜好性も高く、価格も安価なもやし残さ。輸入乾草の高騰や入手困難な状況が続く今、注目の副産物飼料かもしれません。
詳細は5月下旬にお届けするDairy Japan6月号で。また、もやし残さの飼料特性については弊社発刊『飼料特性を理解して上手に設計に活かす』をご参照ください。

乾草ロールカー

群馬県の酪農家Yさんは、とにかくいろいろなものをご自身で作ってしまうワ〇ワ〇さんのような方でした。しかも、ロールを掴むグラブや育成牛舎など、作る物の規模が大きすぎる……。

「牛舎なんて簡単だよ!基礎打ってレベル出して〇×※▽して◇☆@〇して■▽●すればすぐできるよ!」とYさん。

私「へ、へぇ~!(ダメだ、後半まったく理解できなかった……工程の数が全然簡単じゃない!!)」とタジタジでした。

 

そんなYさんの力作がこちら。

「乾草ロールカー」(勝手に命名:編集部前田真)

機械でロールを載せ、あとは手で引きながらロールをほぐしながら給飼していきます(中の乾草はカット済みだそうです)。

かなりの効率化だと思いました。

「これすごいですね」と話すと

「はい!製作者私です!」とYさん。

楽しく取材させていただきありがとうございました!