輝く高校酪農部!

こんにちは!

今回は先日「学生牛部は今! 」の取材でうかがった、神奈川県立中央農業高等学校での様子をお伝えします。

同校の酪農部は総勢29名の部員で活動しています。当日活動の様子を見ていると、人数がとても多いですが作業は細かく分担されていて部員全員が自分のやるべきことを考えて自主的に動いている姿がキラキラしていて印象的でした。

言われてから行動するのではなく自分ができることを見つけて積極的に行動に移す。大人になった私もできているつもりでできていない気がします……。私も見習わないと!と思わせてくれた取材でした。

そんなキラキラとした酪農部の様子はDairyJapan6月号で詳しく掲載していますのでぜひご覧ください!

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 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【酪農のロスを減らす】
 飼料・資材・経費高騰で酪農経営は過去にない厳しい状況にあります。
 こうしたなかで酪農生産現場で求められるのは「ロス」の見直しとその改善。
 本特集では「エサ」「搾乳」の二つのシーンに分けて、基本を整理し、ロスの原因を探り、そして改善を考えます。
 監修:泉 賢一(酪農学園大学 農食環境学群/教授)

 今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
 タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
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 Dairy PROFESSIONAL Vol.26
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 Vol.24【特集】乳牛を支える肢蹄を見つめ直す
 Vol.23【特集】生産ロスを見直す ~乳質・乳房炎編~ 他

「新しいから良い」だけじゃない

【新しいから良い、だけじゃない】

先日尋ねたM牧場の繋ぎ牛舎、年数が経った建物の外観とは裏腹に、中は明るく綺麗で、牛達が快適そうでした。

新しいから綺麗で快適であることは当たり前ですが、「年数を経ても綺麗で快適」なのは素晴らしいことだなと感じた瞬間でした。

帰り際の景色が美しく、思わず写真を撮ったので併せてアップします。

想定以上のダメージ

「生産抑制で昨秋に数十頭を淘汰したが出荷乳量は若干下がったくらいだった」と言うSさん(十勝管内)。
そこで年明けにさらに数十頭の淘汰と早期乾乳でようやく計画数量以下にした。
搾乳頭数は結局、2割以上減ってしまった。
Sさんは「生乳の減産は想定以上に搾乳頭数を減らさなければならないものだ。何のための寝床なのか……」と空間が目立つ牛舎で顔をしかめる。
こうした乳牛頭数の減少は、それこそ想定以上の生乳生産基盤の弱体化、産業の後退となり兼ねない。

採食しやすさの違い?

先日、静岡県のO牧場さまへ伺いました。O牧場は搾乳牛をコンポストバーンで管理し、良質乳の生産に力を入れている牧場の一つ。

到着後、牛舎内をぐるりと一周しながら管理の概要をお聞きしている際に気づいことが。

それは、飼槽のあるスペースではTMRの減りが速いということ。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ません棒のエリアは連動スタンチョンのエリアに比べて明らかにTMRが減っていました。

この飼槽エリアをタイムラプスなどで撮影・解析したら、「どのような牛(社会的優劣の差)」が「いつ」「どこで」採食しているのかが、より深く理解でき、群全体のDMI向上へのヒントが見つかるかもしれませんね。