子牛ペンの管理

石狩ホルスタイン協議会の研修会が今日、江別市で開催されました。
講師は伊藤紘一氏(ウイリアムマイナー農業研究所)。
写真は今朝、伊藤氏が町村農場(江別市)を視察されたときの写真です。

子牛のグループペンで、フリーストール部分がとても清潔に管理されていて、
「理想的な管理。牛は清潔感覚があり、きれいな所に寝る」
「このように、きれいなゾーンをきちんと区別して作っておくことが極めて大事」
と伊藤氏はコメントしていました。

リッキングの効果は大きい!

道央の酪農家同志が主催する道央広域酪農研究会の定例勉強会が昨日、長沼町で行われました。
今回のテーマは「哺乳子牛の栄養と管理」、講師は雪印種苗株式会社・北海道研究農場の阿部健太郎氏です。

初乳給与のポイント、全乳哺育の注意点、さまざまな異常便、哺乳ロボットを上手に使う方法、カーフハッチを上手に使う方法、スターターを優先して食べさせるコツなど、同農場でのやり方、事例やアドバイス、そしてトピックスを豊富に交えて解説されました。

そのなかで、リッキング(親牛に、生まれた子牛を舐めさせる)の効果として以下があり、
□子牛の体が乾きやすい(風邪防止)。
□マッサージ効果により血液の循環が良くなり、初乳免疫の吸収を高める。
□子牛がリラックスする。

「お金がかかるものではないので、ぜひやっていただきたい」とのことでした。

また、搾乳ロボット導入を検討している人へのアドバイスとしては、
□水槽の配置:哺乳ロボットに近いところは、子牛が集まる場所で、水槽が汚れやすいので下痢のリスクが高まる。
□哺乳ロボットの設置位置:授乳ホースが短くなるように設置すれば、ホース内にミルクが残りにくく衛生的なので、下痢のリスクが少ない。
□ペンの配置:小さい(日齢の若い)牛から大きい牛へ、という方向に除糞できるようにすること。

でした。

カユイ所に手が届く

富良野酪農組合(19戸/礒江敏昭組合長)の2万t出荷記念講演が17日に、JA富良野で開催されました。
講師は伊藤紘一氏(ウイリアムマイナー農業研究所)です。

講演後、富良野市のO牧場を視察に行った伊藤氏。
一通り見まわった後、牛と会話しながら、このように、牛の尻―尻根を竹ボウキで擦ってやりました。
牛は目を細めて、気持ち良さそー。

カユイところを掻いてやると、牛は泣いて喜ぶ。
その牛の隣の牛は、「今度は自分の番だ」と思って、ワクワクしながら待っている。
それをやめようものなら、隣の牛は、地団太踏んで悔しがる。
…と元・普及員のMさんが言ってたのを思い出しました。

足寄産カマンベールチーズ揚げ

十勝管内足寄町のオシャレな居酒屋さん「ららばい」(TEL 0156-25-5292)で、「足寄産カマンベールチーズ揚げ」を食べました。
このチーズ揚げ、なんとイチゴジャム(ソース)をつけて食べるんです。
これが美味い!
カマンベールチーズの風味、塩味に、イチゴの風味がバッチリ合います。
こういう食べ方、あったんですね。

ご主人によると、「足寄産カマンベールチーズは味が濃いタイプ。だから、よりイチゴジャムが合う」のだそうです。
足寄に行ったら、ぜひ食べてみてください。
また、ご家庭でも作って、ぜひ試してみてください。
美味いですよー。

「ららばい」のブログ=http://pub.ne.jp/lullaby/?entry_id=1615695