家畜改良センター新冠牧場(北海道新ひだか町)の事務所入り口に設置されている「踏み込み消毒槽」です。
ヒーターを入れているので、真冬日(一日の最高気温が摂氏零度未満の日)が続く厳寒期でも、消毒液が凍結していません。
このヒーターは熱帯魚用のもので、ペットショップなどで買えるのだそうです。
同牧場内は同様のものを、各所に設置しているそうです。
あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、当ホームページ12月21日付け「DJニュース」にあるように、来年度の生乳計画生産は「増産を目指す」という傾向です。
ところが、「生産が回復しない・伸びない」という地域が多いのが実際です。
そんななか、十勝管内のY牧場は、「飼養頭数は変わらないのに、年間出荷乳量が900tから1100tに増えた」と言います。
では何が変わった(変えた)のか?
それはサイレージでした。
サイレージの品質を良くするためにYさんは、周囲の協力のもと、大幅に調製方法を変えて、素晴らしいサイレージをつくることに成功しました。
そしてYさんは、そのサイレージの喰い込み量の多さに驚いたそうです。
Y牧場のように、「飼養頭数は変えずに、ボトルネック(制約カ所)を改善して年間出荷乳量を増やす」
――増産のためには今、この戦略が必要ではないでしょうか。