今週発売のDairy Japan6月号では、栃木県のISM Farmを取材しました。同牧場は開業獣医師・磯日出夫氏が代表を務め、約65頭の経産牛を飼養しています。今年2月にGEA社製の搾乳ロボットを導入し、省力化と高位生産を目指しているところです。
そして、来月発売のDairy Japan7月号は「最新酪農システム」として、搾乳機械・施設メーカーイチオシの牧場を3軒紹介します。
畜産クラスター事業などで、最新の設備や機械が脚光を浴びています。ぜひ、最新酪農システムのユーザーの声をこれからの経営のヒントにしてください。
飲水のチェック
ミルク+ごぼう!?
要注目の「プリン体チェッカー」:明治が開発
株式会社 明治が4月7日に新発売した「明治プロビオヨーグルト PA-3」。「プリン体と戦うPA-3乳酸菌」は、プリン体を体内で吸収しにくい形に分解し、さらにプリン体を菌体内に取り込んで自らの増殖の栄養にするという(詳細はこちら)。
プリン体といえば、過剰摂取が「痛風」の原因になることから、気にする方も多いはず。これから気温も上がって、ビールがおいしくなる時期だけに、プリン体を減らしてくれるヨーグルトは、要チェックです。
そして、筆者が最も注目したのは、同社が開発した「プリン体チェッカー」。iPhoneやAndroid搭載のスマートフォンで料理の写真を撮ると、このアプリが料理中のプリン体含量を教えてくれるというもの。これは手放せないアプリになるかも(App Storeでの配信は準備中)。
人気のTVシリーズ「ヤング酪農家」 スウェーデンより
スウェーデンでは毎週火曜日の夜9時、TV4で8人の若い酪農家のシリーズが見られるそうです。
そのうちのいくつかはYouTubeで見ることができます。
・リカルド(34歳)、家族:トラクター競争が趣味で数台の大型トラクターを保有している。
→http://youtu.be/M09ShMOMD58
・ミカエル(22歳)とマティアス(26歳)の兄弟:お母さんが2年前に癌で急に亡くなった後、酪農家になった。子供連れの家族を牧場に招き入れている。
→http://youtu.be/62DRm2a8kY4
・リーブ(22歳)、独身:両親の牧場を後継し、酪農の仕事に勤しんでいる。リーブの妹も、ときどき牧場の仕事を手伝っている。
→http://youtu.be/SBN9AO0Wle4
※Dairy Japan 5月号「海外だより/レポーター=山﨑一大(スウェーデン在住)」より