最新酪農システム

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今週発売のDairy Japan6月号では、栃木県のISM Farmを取材しました。同牧場は開業獣医師・磯日出夫氏が代表を務め、約65頭の経産牛を飼養しています。今年2月にGEA社製の搾乳ロボットを導入し、省力化と高位生産を目指しているところです。
そして、来月発売のDairy Japan7月号は「最新酪農システム」として、搾乳機械・施設メーカーイチオシの牧場を3軒紹介します。
畜産クラスター事業などで、最新の設備や機械が脚光を浴びています。ぜひ、最新酪農システムのユーザーの声をこれからの経営のヒントにしてください。

飲水のチェック

飲水

「季節外れの暑さ」というニュースが各地で聞かれます。
そのとき気になるのが「飲水」です。

乳牛はほかの動物よりも、たくさんの水を必要とします。
ところが、牛が水を飲めない状況が、さまざまな理由で発生します。
(DJ1月号「乳牛の栄養学」より)

飲水量が不足すると、生乳生産量低下の負の連鎖が始まります。
ありがちな飲水行動の制限要因は、以下の三つです。
1 水が汚れていること
2 水量が不足すること
3 牛の口が届かないこと
(DJ6月号:次号「もうかる酪農」より)

いま一度、飲水のチェックを。

ミルク+ごぼう!?

皆さん、こんにちは!
今日から5月ですね! 最近一気に暑くなってきました。夏が近づいてくるのをひしひしと感じるこの頃です。

先日「ミルクきんぴらごぼう」を作りました。
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ミルクとごぼう、ミスマッチと感じる方も多いと思いますが、不思議と合います。
詳しい作り方は6月増刊号「Dairy PROFESSIONAL Vol.2」でご紹介致します!

お楽しみに!

要注目の「プリン体チェッカー」:明治が開発

明治プロビオヨーグルトPA-3
明治プロビオヨーグルトPA-3

株式会社 明治が4月7日に新発売した「明治プロビオヨーグルト PA-3」。「プリン体と戦うPA-3乳酸菌」は、プリン体を体内で吸収しにくい形に分解し、さらにプリン体を菌体内に取り込んで自らの増殖の栄養にするという(詳細はこちら)。

プリン体といえば、過剰摂取が「痛風」の原因になることから、気にする方も多いはず。これから気温も上がって、ビールがおいしくなる時期だけに、プリン体を減らしてくれるヨーグルトは、要チェックです。

そして、筆者が最も注目したのは、同社が開発した「プリン体チェッカー」。iPhoneやAndroid搭載のスマートフォンで料理の写真を撮ると、このアプリが料理中のプリン体含量を教えてくれるというもの。これは手放せないアプリになるかも(App Storeでの配信は準備中)。

人気のTVシリーズ「ヤング酪農家」 スウェーデンより

スウェーデンでは毎週火曜日の夜9時、TV4で8人の若い酪農家のシリーズが見られるそうです。
そのうちのいくつかはYouTubeで見ることができます。

・リカルド(34歳)、家族:トラクター競争が趣味で数台の大型トラクターを保有している。
http://youtu.be/M09ShMOMD58

・ミカエル(22歳)とマティアス(26歳)の兄弟:お母さんが2年前に癌で急に亡くなった後、酪農家になった。子供連れの家族を牧場に招き入れている。
http://youtu.be/62DRm2a8kY4

・リーブ(22歳)、独身:両親の牧場を後継し、酪農の仕事に勤しんでいる。リーブの妹も、ときどき牧場の仕事を手伝っている。
http://youtu.be/SBN9AO0Wle4

※Dairy Japan 5月号「海外だより/レポーター=山﨑一大(スウェーデン在住)」より