畜産草地研究所へ!

皆さんおはようございます!

あっという間に2016年がスタートしましたね。
本年が皆様にとって良い年となりますように♪

さて、昨年末、私は農研機構 畜産草地研究所へ取材に行って参りました。
普段なかなか見ることができない畜草研での研究や飼養試験の様子を見てきました。

「信頼関係のあるチーム作りが、試験を成功させる一番の条件です」
――取材をするうえで印象に残った言葉です。

詳細は、Dairy PROFESSIONAL Vol.4「行ってみました! ~畜産の研究現場編~」で紹介します。

今月末に発売予定です。どうぞお楽しみに!!

柿と牛乳だけで?

先日愛知県へ「酪農女性のon/off」の取材に行ってきました。

今回取材した女性は、私が入社した頃からずっとお世話になっている牧場の方です。
行くたびに向日葵やサザンカなど、季節の花々がキレイに牧場を彩っているのが印象的です。

03

その女性は、よく牛乳を使って料理をするといいます。
毎回手作りのケーキやプリンをご馳走していただき、今回は柿プリンをいただきました。
記事には書ききれなかったので、こちらで少し紹介します。
材料はなんと牛乳と柿だけ。コツは分量を1:1にすることだそうです。
柿に含まれているペクチンと乳タンパクが反応してプリンのように固まるとのこと。不思議ですよね。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

2016年2月号で掲載予定です。お楽しみに!

監視カメラ

監視カメラ

北海道釧路管内Y牧場は、フリーストール牛舎に入ると乾乳後期(クロースアップ)群が真っ先にあります。
仕切り方式で、現在は10ベッド分、7頭を飼養密度のマックスとしています。
Yさんは、この群と分娩房に「監視カメラ」を設置しました。
リアルタイム映像を、事務所のパソコンはじめスマホでも見ることができます。
出先から「分娩房へ連れてって」「助産の準備をして」などスタッフに電話連絡することもあるそうです。
監視カメラは遠隔操作でき、見たい部分を見ることもできます。
夜間でも電灯が一カ所点していれば鮮明に見られます。

チーズの審査

0201

11月24日に行われた第10回ナチュラルチーズコンテストに行ってきました。

これはメディア向けに公開された二次審査の様子です。
審査委員の皆さんは60種類のチーズをひとつひとつ見て、香りをかいで、食べて、とても真剣に丁寧に審査を行なっていました。
見ているこちらもおもわず姿勢を正してしまうような雰囲気でした。

肝心のコンテストの結果はこちらです!

乳牛にとっての幸せって?

10

新年号からスタート予定の連載「教えて牛・酪農のこと 高校生の疑問(仮)」、第1回は「乳牛にとっての幸せって?」をテーマに選びました。産業動物である乳牛の幸せーー深い質問ですね。
この質問に、那須拓陽高校牛部の顧問である富山教諭が答えてくれました。それは、「酪農家が幸せであること」。
牛に愛情を持って接することができれば、牛はそれに応えてくれるし、人も充実した気持ちや経済的な余裕が生まれます。経済的な余裕があれば、それがカウコンフォートの追求につながり、牛たちの幸せになる、という考え方です。これは、正の連鎖につながりそうですね!
もちろん、産業動物ですから経済合理性などによって廃用を余儀なくされることもあります。そのときも、産業動物として生産寿命を全うした牛たちを、きちんと送り出してあげる「気持ち」も大切ですね。
詳細は年末発売のDairy Japan2016年新年号で!