無限の可能性

DairyJapan8月号では「酪農のエネルギー問題」を特集に取材しました。

私が取材した群馬県のバイオガスプラントでは、地域の酪農家と協同で運営し、電力を生み出しています。

今まで産業廃棄物として扱われていた糞尿が電力になるなんて、こんなにも画期的なことはあるでしょうか。

今は廃棄物として扱うもののなかにも、近い将来再生資源として生まれ変わるものが新たに見つかるかもしれません。

技術の進歩に驚くと同時に、無限の可能性を秘めた酪農の未来は明るいと感じました。

取材の様子はDairyJapan8月号のルポ特集に掲載しているので、ぜひご一読ください。

 

 

 

北海道らしい

[北海道らしい]

本日、浜頓別町に取材に来ています。浜頓別の皆様、よろしくお願いいたします。

札幌市から300km程度でしょうか。長距離の自動車移動にあまり抵抗を感じなくなってきました。

しかし冷静になって、一昨年まで住んでいた東京から300kmを考えると、愛知県までは行けそうですよ。なかなか遠いなと。

先日家のそばを散歩していた時、道端にアスパラが生えていました。「北海道らしいな」と思いましたが、道内でもなかなか無いことなような気がしますね。

まったく関係のない話で失礼しました。

最近見た「これは便利!」と思う機械を掲載します。

乾草ロールをカットしながら給飼する牽引型の機械です。繋ぎ牛舎で使用されていました。酪農の効率化にも何通りもあるものだなと実感しました。

 

 

 

 

土日も牛乳乳製品に触れる

こんにちは!

 

先日、都内で開催された食育イベント「土日ミルク食堂」を取材しました。

当日はあいにくの天候でしたが、子供から大人まで多くの人が訪れ大盛況でした。たくさんの人が牛乳乳製品に興味を持ってくれていることを改めて実感しました。

取材という形でお邪魔しましたがワクワクするようなコーナーがたくさんあり、私自身イベントをしっかり楽しませていただきました。

会場には47都道府県の「給食牛乳マップ」があり、昔のことを思い出すと同時にたくさんの種類があることに驚きました。私も長い学乳生活を過ごしましたが、せっかくならいろんな種類の牛乳を飲んでみたかったです……

イベントの様子はDairyPROFESSIONAL vol.26で詳しく掲載しておりますので是非御覧ください。

シャロレー

北海道根室管内別海町の預託OPU(経膣採卵)牛舎で、シャロレー種という真っ白なフランス原産の肉用牛を初めて見ました。
その肉は赤身が多くとても美味しいらしいです。
肉量が多いことから交雑種(F1)の生産にも使われるとのことです。
黒毛和種とのF1はワロレーと呼ばれ、その毛色は白×黒だからグレーになると聞き、冗談かと思ったら本当だそうです。
その肉はどのようなものか興味津々です。

北海道でコンポストバーン

先日取材でうかがった農場の搾乳牛舎は、搾乳ロボット2台+コンポストバーンでの管理でした。

都府県での搾乳牛舎でコンポストバーンは何度か見ましたが、北海道では初めて出会うケースでした!

初めはトラブルを抱えながらも現在は順調に管理できているようですが、やはり冬場が寒すぎて、発酵熱が上がらないというのは悩みのタネのようです。

寒冷地域でのコンポストバーン管理で「うまくいっている!」という農場を探してみたくなりました。敷料が高い今、資材コストダウンにつながる糸口を見つけたいと思う昨今です。

どころで、農場を管理するNさんは、当初はフリ―ストールを計画していたそうですが、都府県での事例を知ってコンポストバーンにチャレンジしたとのこと。同じ酪農でも、ほかの地域から学べることがまだまだあるのではないかと思い、ワクワクしました。