6月号の読みどころ

2014年6月号
Dairy Japan 6月号の読みどころを紹介します。

6月号の特集は「慢性的なエサ高の経営環境にどう立ち向かうか」です。
北海道、千葉県、岡山県で地域座談会を開きました。良質な自給飼料生産やTMRセンターの利用など、慢性的なエサ高に立ち向かうため、各地域で取り組むさまざまな対応策を紹介します。

シリーズでは、今月号から「酪農現場での仮説」「米国酪農レポート」の連載が始まります。

「酪農現場での仮説」は、酪農現場での会話やデータ、たくさんの情報のなかから問題の原因を絞り、「おそらくこれが原因であろう」と思われる内容を仮説として示しております。私個人の感想ですが、推理小説っぽい、少しミステリアスなページとなっております。第1回は「牛の死産が増えている原因は…」です。ぜひご覧ください。

「米国酪農レポート」では、米国の酪農について、毎月紹介していきます。第1回はカリフォルニア州立大学フレズノ校でのストックマン育成の紹介です。かわいいジャージーの子牛にも注目です。

「損をしない!経営継承のポイント」は、今月号で最終回です。最後のテーマは「法人設立と親子間売買の注意点」です。お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

5月号の読みどころ

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さっそくですがDairy Japan 5月号の読みどころを紹介します。

5月号のルポ特集は「わが家の哺育・育成管理」です。
健康な母牛から健康な子牛が生まれ、健康に育った子牛が、健康で活躍する母牛となる――皆さんご存知のとおり、酪農の大きな特徴である「生命の再生産」の維持には、常に“健康”が必須です。しかし、乳牛生命のスタートである出生、そして哺育・育成には、その“健康”を大きく脅かす危険が潜んでいます。それらの危険を除去、克服していくことが、強い酪農場を築き、強い酪農経営につながります。子牛の事故の現状と対策をおさらいし、健康かつ効率的な哺育・育成管理をめざす現場事例を取材しました。

 

技術のページの注目記事は、「簡単!早い!体表面温度で暑熱ストレスをチェック」です。
 牛の暑熱ストレスはこれからの季節の悩みの種ですよね。気温ではなく、牛の体表面温度で牛がストレスを感じているかチェックできます。とても簡単な方法なので皆さんもこれを読んでこの夏試してみましょう!

 

シリーズでは、「繁殖技術情報のアップデート」が新連載されます。第1回目のテーマは「暑熱時の繁殖改善に受精卵移植は有効か?」です。こちらも、これからの季節にピッタリなテーマなので、ぜひ参考にしてください。

 

そして4回取材してきた「カウガールスクール」は、今回で最終回となりますので、こちらにも注目です。

 

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

4月号の読みどころ

2014年4月号表紙

 寒さも和らぎ、やっと暖かくなってまいりました。月末には桜の開花も予想され、春の訪れを感じます。花粉症の私は、ここ数日、目がかゆくて仕方がありません。

 

 さて、Dairy Japan 4月号の読みどころを紹介します。

表紙には桜が描かれていてとても春らしいです♪

 

 4月号のルポ特集は「高受胎率をめざす繁殖管理」です。

 「どれだけ妊娠しているかで、今後1年間の売上(出荷乳量)は決まる」――酪農現場で、よく言われる言葉です。つまり、きちんと繁殖を回していくことが、強い酪農場を築き、強い酪農経営につながるということです。今回、繁殖成績の現状を整理し、高受胎率をめざす現場事例を取材いたしました。

 

 技術のページの注目記事は、「今注目の“海藻”~海藻で快走~」です。

海藻は人の健康食品をはじめ、果樹や野菜、コメ栽培に利用することで優れた効果を発揮し、幅広く応用されています。その海藻が酪農にも貢献することがわかりました。

今回、子牛の管理および暑熱ストレス対策に海藻を応用した研究成果、そして牛にも飼料畑にも応用して成果を得ている牧場の事例を紹介します。

 

 シリーズでは、乳房炎原因菌の検査を実施しているエムズ・デーリィ・ラボからの乳房炎コントロールに関するニュース・レター、「エムズ・デーリィ・ラボ便り」が新連載されますので、ここにも注目してみてください。

 

 ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

3月号の読みどころ

2014年3月号表紙2月に入ってから都心でも大雪が降り、各地にさまざまな被害をもたらしました。

被害にあわれている方の話を聞くと、とても心が痛みます。

被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、Dairy Japan 3月号の読みどころを紹介します。

 

3月号のルポ特集は「発酵TMRを使いこなす」です。

発酵TMRや発酵飼料は、調製・給飼作業の軽減ができるほか、泌乳効果や食品製造副産物利用による低コスト化に有効だと支持されています。

今回は、泌乳性が高く、嗜好性に優れ、さらに保存性を有する発酵TMRの魅力とともに、それらを使いこなしている農場の事例を紹介します。

 

TMRに関連した注目記事は「北海道におけるTMRセンターの運営安定化に向けて」です。

北海道ではTMRセンターを利用する酪農家戸数が10%を超えようとしています。このように大きな影響力を持つTMRセンターが今、抱えている課題と、運営の持続安定のための対策について書かれてあります。

 

Hot topicsではJミルクによる「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」の結果について紹介しています。ここで注目していただきたいことは「酪農への共感意識が価値向上につながる」ということです。

牛乳は生活習慣病を予防する、骨を強くする等の機能的価値よりも共感的価値のほうが牛乳の価値向上につながるという結果が得られました。

確かに周りを見ると、牧場体験をして「牛乳が好きになった」「飲むようになった」といったことを聞くことがあります。私自身はもともと牛乳が好きでしたが、酪農について学び始めてからは、「牛乳はおいしい」ということだけでなく、酪農家さんや乳牛への感謝の気持ちが一層深まりました。

 

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。

2月号の読みどころ

2014年2月号

最近は寒さが厳しく、先日、東京でも雪がちらついたようです。私は毎日モコモコのダルマのような格好で外出します。しかし寒いおかげでホットミルクの温かさが身に染みます。

寒い冬ならではの美味しさですね。

 

さて、Dairy Japan 2月号の読みどころを紹介します。

 

2月号のルポ特集は「良質乳生産への取り組み」です。

良質乳を生産することは、強い酪農場を築き、強い酪農経営、そして強い酪農産業となるために、必須の管理技術です。その管理技術の重要性を整理するとともに、参考となる現場事例を取材しました。

このルポ特集、読者の皆さんに現場の雰囲気を、よりわかりやすくお伝えするため、写真をメインに構成しました。

 

技術のページの注目記事は、「分娩前に『乳房炎になりやすい牛』がわかる」です。

分娩前にデジタル糖度計で乳汁を検査することによって、乳房炎の発症しやすい分房が数値でわかり、より早期の治療が可能となり、乳房炎による出荷乳量の減少を抑えることができます。

私は、分娩10日前の乳汁が飴状だということを、この記事を読んで初めて知ったので、とても驚きました!

 

海外だより特別編では、イタリアの水牛牧場について書かれています。

これを読めば水牛について少し詳しくなりますよ。私もいつかここの牧場に行って、できたてのモッツァレラチーズが食べたいです。

 

他にも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!