評判の発酵堆肥

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千歳市の細澤牧場(代表理事・細澤伸一さん)は、牛から排泄される糞尿を固液分離し、液部分には、アレフ(ハンバーグレストラン・びっくりドンキー)の工場で出る野菜クズなどを混ぜてバイオガスを発生させ、それを純粋メタンガスに精製して同社に販売し、同社はそれをハンバーグ工場の調理用熱源として使うという、一歩進んだ資源循環に取り組んでいます。

そして固体部分は専用施設で完熟させ、その一部を販売しています。
袋詰めしたものは250円(1袋=20リットル)。
その評判を聞いて一般消費者が家庭菜園用に買いに来ます。
また、良質堆肥を求めるアスパラ栽培農家さんなどは、トラックで買いに来ます。
その場合は、1立米で6000円です。

この写真を撮らせてもらった直後も、近隣の農家さんが軽トラで40袋も買っていきました。

人間できないことはない!

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人間できないことはない。“最初からできない”なんてことはない。“できない”のは“やる気がない”だけ――を信念としている北海道根室管内・別海町西春別、?ジェイファームシマザキの代表取締役社長・島崎美昭さん。
「牛舎への再生は無理」といわれていた競売物件を購入して見事に改造し、300頭規模の酪農経営を展開しています。

それを実現した島崎さんの驚くべき人生と、卓越した経営センスの秘密を取材させていただきました。
その模様はDairy Japan9月号でご紹介します

そしてこの住宅――なんと島崎さんの手作りです。
基礎から何から手作りで、3年かかったそうです。
しかもこの住宅は、おじいちゃん、おばあちゃん、いや会長夫妻のための住宅で、親のために手作りしたというわけです。
「会長がいたからこそ、自分がこうしてやれているのだから」と島崎さん。
親戚や友人が来たら30人くらいでも泊まれるゲストハウスでもあります。

まさに、人間できないことはない!

根性入った踏圧作業

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十勝のY牧場の様子です。
今夜は雨――とのことで既に刈り取った牧草を詰めようと、急ピッチで作業を進めていました。
約100ha分の牧草を2日間で詰める計算になるそうです。
といっても踏圧は決して手を抜かず、根性を入れて踏みながら作業しているのが伝わってきます。

バンカーサイロ詰めを見ていて、いつも「うわぁ?あんなに(ユンボやショベルが)斜めになって大丈夫かぁ??」とドキドキ、そして感心します。
運転席ではどんな感覚なのでしょうか。

「アスパラ」「トマト」――とくればチーズ!

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北海道はアスパラガスが最盛期。
もぎたて、茹で立てのアスパラの甘さといったら、あれは食べた人しかわかりませんね。
そしてトマト。水々しくて、おいしいですね。

そしてそこに付き物は、なんといってもチーズでしょう!
モッツァレラやカッテージなどのフレッシュタイプはもちろん、どんなタイプのチーズも相性バッチリですね。

「ジャガイモ+バター」「アスパラ+バター」から、
今度は「アスパラ+チーズ」「トマト+チーズ」という販売戦術もいいと思います。

コンピュータの使い方でわかる「整理整頓」の意識

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本誌連載でお馴染みの榎谷雅文氏(北海道デーリィ・マネージメント・サービス)と打ち合わせしていて、「整理整頓」の話になりました。

みなさん、「整理整頓」の効果はおわかりですよね?
これもお馴染みの山本浩道氏の本誌連載「ほんとに、いい農場なんて、できるんかいな?」で詳しく解説されているとおりです(6月号からの新連載、デーリィ・コミック・ジャパンでも解説されています)。

</a>榎谷氏によれば、その「整理整頓」の意識が、コンピュータの使い方でもわかるのだそうです。
デスクトップにフォルダやファイルがいくつも散らばっているかどうか―は当たり前。
さらに「ウィンドウズ派か?」「エクスプローラ派か?」でもわかるのだそうです。

例えば、デスクトップに文書ファイルが一つあるとします。それを目的のフォルダに片付ける場合、そのフォルダを探すとき、ウィンドウズをいくつも開きながら探すのが「ウィンドウズ派」。
「スタート」ボタンを右クリックして「エクスプローラ」を表示させ(上の写真))、そこからフォルダを探すのが「エクスプローラ派」。
後者のほうが、「整理整頓」の意識が高いのだそうです。

あなたはウィンドウズ派ですか? それともエクスプローラ派ですか?