今週、根室管内別海町の国道で、見事なオブジェに目が留まり写真をパシャリ。
酪農業界は今、かつてない情勢悪化ですが、酪農の魅力と楽しさは変わりありません。
このオブジェを見ていると、そのことが伝わってきました。
Dairy Japanも酪農の魅力、牛乳乳製品の素晴らしさを、もっともっとアピールしていきます。
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徹底した防疫対策
家畜改良センターの岩手牧場さんに取材でお邪魔しました。国産種雄牛の能力向上を目指す同センターのことは皆さんなんとなく知っていると思いますが、その中まで見たことがあったでしょうか?
岩手牧場では、種雄牛となる優秀な子牛を生むことを大きな役割としています。できるだけ速い改良スピードで、優秀な牛群から優秀な雄牛を生み出すためには繁殖に関わる知見・技術・設備が求められます。その素晴らしい繁殖管理の様子を取材しました。
さらに、ここでは副産物になるであろう生乳出荷についても徹底した仕組み、管理がなされており、非常に見ごたえのある牧場でした。
取材に当たって、体調チェックや海外渡航歴、畜舎への出入り歴等を記録し、用意していただいたツナギ、長靴に履き替えます。カメラなど持ち込み品も消毒をし、万全の状態で取材をさせていただけました。防疫対策の徹底具合が素晴らしかった……岩手牧場さんありがとうございました!
詳しい内容については、DairyJapan1月増刊号『DairyPROFESSIONAL vol.25』でご紹介いたします。お楽しみに!
新刊『ここハズ③』入荷いたしました!
お待たせいたしました!
大場教授の『ここハズ』シリーズ第3弾、『ここはハズせない乳牛栄養学~飼料設計の科学~③』が本日、刷り上がって参りました!
ご予約いただいた皆様から、順次発送を開始させていただきます。
お手元に届くまで、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
『ここはハズせない乳牛栄養学 ~飼料設計の科学~ ③』
大場 真人(カナダ・アルバータ大学農学部 乳牛栄養学・教授)著
B5判/214頁
定価:3200円+税(送料込)
ご注文はこちらから
『DairyJapan』個展デビュー
【DairyJapan、個展デビュー】
皆さんは、『DairyJapan』に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。「現場で役立つ」「ためになる」と思っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。もしくは「難しい」でしょうか? わかりやすくお伝えできるように頑張ります。
では表紙にはどのようなイメージをお持ちでしょうか。「牛の絵」と思っていただいた方、正解です。残念ながら素敵な女性の写真ではありません。
そんなDairyJapanの表紙の絵を描いてくださっている藤倉豊明先生が、ご兄弟と共同で個展を開かれました。
ニセコ町の有島記念館で期間限定で開催されており、編集部前田も行ってきました。
想像以上にDairyJapan一色の展示であり嬉しいやら恥ずかしいやら。その一部をご紹介します。
素敵に飾ってくださってありがとうございます。藤倉先生いつも素晴らしい絵をありがとうございます。
私の知らない過去のDairyJapanも観ることができてとても面白かったです(実は60年以上続ている雑誌なんです。
)
道央、道南、後志の方は近いのでぜひ、道北、道東、都府県の方々は遠いけれどぜひ、お越しください。
https://www.town.niseko.lg.jp/arishima_museum/kikaku/kikaku_2022/3798/
自助努力では対応の限界 十勝管内TMRセンターにて
「TMR製造コストが上がり続けている。もはや何を削ればいいのか……」と十勝管内のTMRセンターの代表は言葉を詰まらせます。「このままでは構成員の経営はもとよりTMRセンターの存続も危ぶまれる。そうなってしまえば地域の酪農も……」と同代表は再び言葉を詰まらせます。
さらに、「国で掲げた酪肉近の目標、食料自給率の目標に向かって国内生産を上げきた。それを抑えろと言われても、生き物を扱う酪農は、そんな簡単に生産量を上げ下げできるものではない。エサを減らせば乳量は抑えられるだろうが、そんなことをしたら牛は不健康に陥り、二度と立ち直れなくなる。そのことを理解してほしい」とリスク計画を加味した政策を切望しています。