酪農学習シートの作者がすごい

【酪農学習シートの作者がすごい】

月刊誌『DairyJapan』の人気付録「酪農学習シート」。ご存知でしょうか皆さん。

DairyJapanがお手元に届いて、袋を開け、パラパラっとめくると、1枚のぺら紙がポロっと落ちてきます。

それを拾うと「酪農学習シート」に出会えます。

北海道苫前町の酪農家である伊藤沙智さんが、可愛くてキャッチーなイラストとともに、ガチの酪農役立ち情報をまとめて

ご掲載くださっています。

ご自身がDairyJapanを読んで学んだ内容をイラストとともにわかりやすくまとめてくださっています。

そんなDairyJapanの神読者でもあり好評企画作者の伊藤沙智さんによる”個展”が苫前町役場にて開催されていました。

なんと伊藤沙智さん、農林水産省にもイラストを提供しており、とても素敵なポスターや冊子が展示してありました。

こちらは農林水産大臣賞を受賞した作品。

そして数々の作品のなか、DairyJapanと酪農学習シートも展示していただきました。

とても見やすく読みやすいデザインの資料なので、ぜひ皆さんの農場や職場でも役立てていただけましたら嬉しいです。

そうそう。苫前町といえば、この方ですよね。見たことある方も多いと思います。

 

白黒つけよう

和牛(黒毛和種)は市場価格の下落傾向が深刻ですが、依然として生産コスト高に悩まされる酪農は、収入確保で和牛ETを検討されている方が少なくありません。
そこで参考になるのが、「白黒つけよう くしろの酪農・畜産」をキャッチフレーズとした『酪農家の和牛子牛生産に向けた手引き~入門編~』です。
これは北海道釧路総合振興局の農務課と農業改良普及センターが作成したパンフレットで、和牛子牛生産における費用対効果、ホルスタインと和牛の違い、技術的課題として「乾乳期の管理」「出生時の対応」「飼養環境」「哺育」などが、とてもわかりやすく解説されています。
このパンフレットは、北海道釧路総合振興局のホームページからダウンロードできます。
https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/fs/8/3/3/4/8/5/5/_/%E9%85%AA%E8%BE%B2%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E3%82%92%E6%B4%BB%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E5%92%8C%E7%89%9B%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%90%E7%AC%AC2%E7%89%88%E3%80%91.pdf

詳細はDairy Japan 10月号の特集ルポで。
https://dairyjapan.com/backnumber/dairy-japan-2023%e5%b9%b410%e6%9c%88%e5%8f%b7/

学園の情報を東京で発信

先日、酪農学園東京プラザがプレオープンしたのでお邪魔しました。
場所はJR浜松町駅から徒歩約2分の汐留浜離宮ビルディングです。
会場では酪農学園の魅力や建学の精神を発信。10月下旬のグランドオープン後には、酪農学園とゆかりのある食品メーカーや6次産業起業家など各社製品のアンテナショップとしての役割も果たしていくと言います。
当日は、牧場直営牛乳を原料としたソフトクリームの販売をしていたので、当方もいただきました。まだまだ暑い東京で冷たいソフトクリームは格別でした。
お近くにお越しの際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?

乳・肉連携でメリットを生む

先日、神奈川県の和牛肥育農家のO牧場にお邪魔しました。私自身はじめての和牛肥育農場だったのですが、酪農場ばかりを取材してきた私は、体のサイズ、飼養方法、施設などあらゆるものがホルスタインとは異なることに驚きました。

しかし、そこまで違いのある和牛とホルスタインがタッグを組めば双方にメリットを生み出せると、神奈川県で酪農を営むH牧場は昨今の飼料価格やエネルギー価格の高騰を受け、O牧場と和牛ET産子の提携を開始したそうです。

DairyJapan10月号では、この取り組みが双方にどんなメリットを与えるのかを紹介しています。

是非DairyJapan10月号をご一読ください。

Dairy PROFESSIONAL 最新号のご案内

 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【免疫を理解して農場を守る】
 酪農の生産性は産乳量とともに、疾病の増減にも大きく左右されます。
 また疾病の減少は管理の省力化にもつながり、経営効率にも結びつきます。
 本特集ではこうした観点から、乳牛の疾病を防ぐ免疫のポイントを考えます。

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