洗わずにはいられない

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釧路管内M牧場は、バルク室/事務所の入り口前にある「靴洗い・消毒」場で、
訪問者が、靴の汚れ具合によって、「水道ホース&ブラシ」もしくは「踏み込み水洗槽」を選べるようにしています。
まず、どちらかで靴を水で洗って、それから消毒(踏み込み消毒槽)です。

「牛舎、バルク室、事務所は、いつも清潔に!」を方針の一つとしているM牧場。
奥さん手作りの、この「おねがい」ボードを見たら、獣医さん、授精師さんはじめ、
誰もが、靴をきれいに水洗してから消毒して、それから入室します。

工夫された哺育牛舎

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宗谷管内・豊富町大規模草地育成牧場は、4日齢からの哺育牛を受け入れています。 集荷された子牛達は、まず、個別飼養する受入調整牛舎に入ります。

その受入調整牛舎にはカーフハッチが、間口をずらして並べられています。 これは子牛同士の、吸い合いを防ぐためです。

また、子牛が冷えないように、ハッチは牛床マットの上に起かれ、 そして清潔な敷料がたっぷり入っています。

詳しくは、Dairy Japan 7月号「ルポ特集/子牛を元気に育てる。わが農場の流儀」で

対象牛を簡単に確保できるキャッチ・ゲート

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6カ月齢からの育成牛はもちろん、4年前からは、
4日齢からの哺育牛も受け入れている豊富町大規模草地育成牧場。
きめ細かな飼養管理により、元気で、良い牛に育つことで評判です。

火曜と金曜は診察日で、気になる子牛がいたら、獣医さんに診てもらいます。
そのとき重宝するのが、180度回転する二つのキャッチ・ゲート。

このキャッチ・ゲートがあれば、対象牛を優しく、簡単に確保できます。
同牧場では、このキャッチ・ゲートは、すべての牧区に設置されています。

もっと詳しくは、来週発売のDairy Japan 7月号で。

花より団子(+牛乳)/6月1日は「牛乳の日」/6月は「牛乳月間」

「みたらし団子を牛乳に入れて食べると、冷たいお汁粉みたいで、美味しいよ!」
とTVで紹介されていたので、すぐにやってみました。
なるほど美味しい! お試しあれ。

6月は「牛乳月間」。
そして明日、6月1日は、「世界牛乳の日(World Milk Day」です。

「牛乳飲もうね!」「こうやって牛乳飲むと美味いよ!」等々、
どんどん牛乳を話題にして、消費を促しましょう。

分娩事故率は何%?

既報(5月14日付「DJニュース」)の「子牛管理技術研究会」で、
「育成期の課題と対策を考える」と題したプレゼンがあり、
十勝管内での「死産・流産の発生実態」が報告されました。
過去1年間の牛群検定情報データを集計したものです。

それによると、十勝管内での死産・流産発生率(乳用種と肉用種の合算)は、以下です。
初産:10.3%
2産:6.2%
3産以上:6.6%
合計:7.6%
これは、「膨大な損失」とのことでした。

Dairy Japanの電子書籍「分娩事故を防ぐためのポイント」(好評発売中)では、
「分娩事故率が5%を超える農場の分娩管理には問題がある」と解説しています。
お宅の、分娩事故率は何%ですか?