『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』であれば

20160826ブログ

このたびの度重なる台風により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて、飼養密度(過密飼養)が生産性や事故などに関連し、乾乳牛群ではとくにそれが大きく影響することは周知のとおりです。
北海道オホーツク管内のM牧場は、『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』です。
こうした飼養スタイルの場合はとくに、群移動に伴い乳牛の強弱が顕著に表われることから、飼養密度に注意が必要だとMさんはいいます。
そこでMさんは、12ベッドのフリーストール乾乳牛舎を四つに区切って、一つの牛群を小さくし、さらに「1区画(=3ベッド)には2頭まで」という飼養密度にして好成績を得ています。
「1区画3頭にすると極端に事故が増える」とMさんは言います。

※詳しくはDairy Japan 9月号のルポ特集で。