世界最大の農業機械展「アグリテクニカ 2017」は11月12–18日

2017 年 7 月 25 日

Filed under: — djito @ 2:58 PM イベント開催案内

20170725 AgriTechnica

トラクター、圃場機械、収穫機械、ハイテク作業機械……全世界の農業機械を一つの会場で展示する、世界最大の農業機械展「アグリテクニカ 2017」が今年11月12~18日(プレビューディ12・13日)、ドイツ・ハノーバー市で開催される。
それに先立ち、主催者のDLG(ドイツ農業協会)が7月25日、札幌市でプレゼンテーションを行なった。
2年に一度開催されるアグリテクニカの今年のテーマは「グリーンフューチャー~スマートテクノロジー」(持続的農業~効率的技術)で、耕作に関する最新の機械、技術情報などが紹介される。
前回(2015年)は、2900の出展者が世界52カ国から参加し、世界115カ国から45万2000人が来場した。
詳細はホームページ(www.agritechnica.com)、問い合わせはDLG日本サービス窓口(アグサプライ内)、TEL 0153-74-9027、E-mail:expo@hdp-farm.com

写真:「一人でも多くの人にアグリテクニカを体験していただき、次へのステップを見出していただきたい」とDLGのアンジェリナ・ラースさん、DLG日本サービス窓口の上村孝和さん

【開催案内】第3回 広島大学酪農技術セミナー

Filed under: — maetomo @ 9:39 AM セミナー開催案内

第3回広島大学酪農技術セミナーが10月、東広島芸術文化ホールで開催される。同セミナーは酪農技術に関する最新の情報等を生産現場へ発信することを目的に開催され、酪農家を始めすべての酪農関係者が参加できる。
今回のテーマは「搾乳ロボットを導入する前に考えておきたいこと」で、前回セミナーのアンケート調査で聴講者から関心の高かった搾乳ロボットを主題に取り上げる。
またセミナー後は農業改良普及員を主な対象とした「普及員研修会」を開催する。

●開催日時
セミナー:10月10日(火)
普及員研修会:10月11日(水)・10月12日(木)

●場所
セミナー:東広島芸術文化ホールくらら 小ホール
普及員研修会:広島大学生物生産学部第一会議室
牛舎検討会:広島大学附属農場

●参加費用
・セミナー参加費:5000円(資料代含む、懇親会費含まず)
・懇親会参加費:5000円(先着100名)
・普及員研修会:1万円(昼食代2000円,資料代8000円:二日間)
懇親会参加は任意なので、希望者は申し込み時に参加の有無を必ず明記する。
※参加費および懇親会費、普及員研修会費は当日会場にて現金で支払う。
※セミナーは定員300名(酪農関係者、先着順)。
※※普及員研修会は定員10名(現場普及員対象、先着順)

●参加申し込み方法
・セミナー:e-mailにて。表題に「酪農技術セミナー参加申込み」と表記し、本文に氏名、所属、e-mailアドレス、懇親会参加の有無を記載のうえ、以下まで送信のこと。
申し込み先:広島大学 日本型(発)畜産・酪農技術開発センター
セミナー事務局(rakunose@hiroshima-u.ac.jp
・普及員研修会:e-mailにて。表題に「酪農技術セミナー参加申込み」と表記し、本文に氏名、所属、e-mailアドレス、懇親会参加の有無を記載のうえ、以下まで送信のこと。
※参加締め切り:9月30日

●協賛広告
3万円/一口(A4版・2頁まで)

●問い合わせ
杉野 利久(広島大学) TEL 082-424-7956 E-mail:sugino@hiroshima-u.ac.jp

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最優秀は、田中進さん(福島県西郷村)、田村純子さん(北海道紋別市) 酪青女・札幌大会

2017 年 7 月 14 日

Filed under: — djito @ 3:31 PM ニュース

田中さん

田村さん

札幌市で開催された「第46回全国酪農青年女性酪農発表大会」(主催:全国酪農青年女性会議および全酪連)の二日目である7月14日、前日の12名による経営および意見・体験発表の審査講評と審査結果が発表され、表彰式が行なわれた。

酪農経営発表の部での最優秀賞(農林水産大臣賞)は、「開拓精神を受け継ぎ、酪農共同体として次世代へ継承~地域営農の永続性を求めて~」と題して発表した田中進さん/雪割牧場(福島県西郷村)が受賞した。

また審査委員長特別賞が、「未来につなげた酪農経営を目指して~”酪農家だから”を言い訳にしない~」と題して発表した長友佳奈美さん(宮崎県都城市)に贈られた。

酪農意見・体験発表の部での最優秀賞は、「持参金回収からの酪農夢歩きへ」と題して発表した田村純子さん(北海道紋別市)が受賞した。

全国酪農青年女性酪農発表大会 札幌で開催

2017 年 7 月 13 日

Filed under: — djito @ 10:01 PM ニュース

酪青女1

酪青女2

全国酪農青年女性会議および全酪連は7月13・14日の二日間、札幌市で「第46回全国酪農青年女性酪農発表大会」を開催。全国から約550名の酪農家および関係者が集まった。
開会にあたり半澤善幸委員長は、「本大会で元気を得て地元に持ち帰り、地元を元気にしてほしい」と挨拶した。
大会初日は、全国各ブロック代表者による酪農経営発表6題、酪農意見・体験発表6題が行なれた。
また、「第44回らくのうこどもギャラリー」も行なわれ、応募作品720点のなかから選ばれた12点が会場入り口に飾られた。なお、特選に輝いたのは山口県美祢市立秋吉小学校5年生の土山希望ちゃんの作品「パーラーでリラックス」。希望ちゃんに表彰状が授与された。

酪農家戸数1万6400戸、乳用牛頭数132.3万頭 畜産統計

Filed under: — djito @ 10:23 AM ニュース

畜産統計

農水省は7月4日、畜産統計(2月1日現在)を発表した。

全国の酪農家戸数は1万6400戸で、前年に比べ600戸(3.5%)減少した。
乳用牛頭数は132万3000頭で、前年に比べ2万2000頭(1.6%)減少した。内訳を見ると、経産牛は85万2100頭、未経産牛は47万1000頭で、前年に比べそれぞれ1万8900頭(2.2%)、3100頭(0.7%)減少した。
1戸当たり飼養頭数は80.7頭で、前年に比べ1.6頭増加した。

10年前(平成20年)と比較すると、酪農家戸数は8000戸(33%)減少、乳用牛頭数は21万頭(14%)減少、うち経産牛は14万6000頭(15%)減少している。1戸当たり飼養頭数は17.9頭増加している。

初回授精受胎率は未経産55.2%(+0.4%)・経産36.5%(-0.7%) 北海道家畜人工授精師協会

2017 年 7 月 10 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM ニュース

北海道 初回授精受胎率の推移

北海道家畜人工授精師協会は「平成28年 人工授精実施成績」を取りまとめた。

乳用牛の初回授精受胎率は、未経産牛・経産牛合計は42.2%で前年比0.6%低下、未経産牛は55.2%で同0.4%上昇、経産牛は36.5%で0.7%低下。
経産牛成績の低下が全体成績を押し下げた結果となった。

精液種類別交配割合は、ホル種通常精液は59.0%(前年比−5.0%)、F1は25.4%(同+1.5%)、性選別15.5%(同+3.4)だった。

Dr.ニエミンの超音波画像診断セミナー:第2報

2017 年 6 月 30 日

Filed under: — iso @ 4:39 PM セミナー開催案内

(株)フロンティアインターナショナルは8月、札幌市、博多市で超音波画像診断セミナーを開催する。講師は、イタリア/ミラノ大学獣医学部ジョバンニ・ニエミン博士。同博士は超音波を用いた牛の繫殖検診および繫殖障害の診断の第一人者。
【開催日程】
博多会場:8月28日 福岡県福岡市博多区博多駅東2-17-5 A.R.Kビル2階
札幌会場:8月30日 北海道札幌市中央区北4条西1-1 北農ビル
【通訳】大澤健司教授 (宮崎大学農学部獣医学科)
【問い合わせ】
(株)フロンティアインターナショナル
神奈川県川崎市麻生区五力田2-9-1
TEL 044-980-2226  FAX 044-980-2270
HP:http://www.frontier-intl.co.jp

弱含みで85.7万円—-ホクレン初妊牛相場 6月平均

Filed under: — djito @ 11:32 AM 業界情報

相場06

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の6月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

6月については、夏分娩中心の出回りから、暑熱事故への警戒感により導入需要が減退し、平均価格は85万7000円(前月比3万7000円安・前年比17万1000円高)と弱含んだ結果となった。

7月については、本格的な暑熱期に入り、都府県を中心に導入意欲が弱まる時期となるが、通常の回転需要を中心に一定量の需要が見込まれることから、弱保ち合いで推移することが予想される。

国内酪農なくして事業成長なし—-雪印メグミルク株主総会

2017 年 6 月 28 日

Filed under: — djito @ 4:05 PM ニュース

雪メグ

雪印メグミルクは6月28日、札幌市で第8回定時株主総会を開催した。
監査・事業・財務報告、これからの事業の取り組みが説明された後、取締役選任などの審議事項は議案どおり承認・可決された。

総会後の会見で、現在進行中の日欧(EU)EPA交渉においてチーズ一部品目の関税下げが検討されている件について西尾啓治社長は、「仮にTPP以上の市場開放があれば国内酪農に対する影響は非常に大きい。現在好調な国産チーズ需要の拡大に水を差すことなく、再生産可能な関税措置が維持されることが必要だ」と語った。

また、先に成立した改正畜産経営安定法(畜安法)について西尾社長は、「長年、指定団体による一元集荷・多元販売のもとで需給調整および価格形成が安定的に行なわれてきた。指定団体以外の生乳流通が広がることで、それらが確保できるのかを懸念している」と述べた。

さらに、国内酪農生産への期待について小板橋正人常務は、「畜産クラスター事業や楽酪事業など国の対策に加えて、現場での後継牛確保や自給飼料拡大などの取り組みが結果として現れることを期待している。乳業サイドとしても増産へのメッセージを込め、Jミルクで酪農乳業産業基盤強化特別対策事業(年間5億円×3カ年、計15億円)を立ち上げ拠出している。国内酪農なくして事業の成長はないことから、生産基盤回復・強化による増産を強く望んでいる」と語った。

3年前倒しで生乳生産2400t超えに―「TACSしべちゃ」経過報告

2017 年 6 月 23 日

Filed under: — djito @ 2:16 PM ニュース

JAしべちゃ雪印種苗標茶町の3者で設立された「TACS(タックス)しべちゃ」は本格稼働から3年目を迎え、これまでの経過と新たな取り組みなどを報告した。
主な内容は以下のとおり。

【平成28年度の振り返り】
・本格稼働2年目であった28年度の出荷乳量は2574t(計画比127%)で、当初目標だった5年後(31年度)2400t超えを3年前倒しで達成した。
・成牛の除籍率は計画を下回り、抑制できた。
・発情発見率は73%、分娩間隔は384日だった。
・12haの秋播きによる草地更新、8haのフロストシーディングを実施した。
・前年に更新したオーチャードグラス主体草地は反収6t超えだった。
・前年度から研修を行なっている3名の研修生に加え、新たに4名を受け入れた。そのうち1組は29年4月より地区内で就農した。

【平成29年度からの新たな取り組み】
・4月より放牧型農場「Grazing TACS(グレージング・タックス)が稼働した。
・中期経営計画(29–33年)を策定。生乳生産3000tをめざす。
・研修生の確保、育成に向けて標茶町担い手協議会と連携。
・地域農家と共同によるバイオマスプラント建築と余剰熱を利用した新たな産業の検討。

こうした取り組みを継続し、自給飼料を中心とした低コスト経営の実現と、その実践内容を地域へ普及していくことを目指す。

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