乳・肉連携でメリットを生む

先日、神奈川県の和牛肥育農家のO牧場にお邪魔しました。私自身はじめての和牛肥育農場だったのですが、酪農場ばかりを取材してきた私は、体のサイズ、飼養方法、施設などあらゆるものがホルスタインとは異なることに驚きました。

しかし、そこまで違いのある和牛とホルスタインがタッグを組めば双方にメリットを生み出せると、神奈川県で酪農を営むH牧場は昨今の飼料価格やエネルギー価格の高騰を受け、O牧場と和牛ET産子の提携を開始したそうです。

DairyJapan10月号では、この取り組みが双方にどんなメリットを与えるのかを紹介しています。

是非DairyJapan10月号をご一読ください。

Dairy PROFESSIONAL 最新号のご案内

 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【免疫を理解して農場を守る】
 酪農の生産性は産乳量とともに、疾病の増減にも大きく左右されます。
 また疾病の減少は管理の省力化にもつながり、経営効率にも結びつきます。
 本特集ではこうした観点から、乳牛の疾病を防ぐ免疫のポイントを考えます。

 今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
 タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
 皆様のお仕事に、ぜひお役立てください。


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 Dairy PROFESSIONAL Vol.27
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 Vol.26【特集】酪農のロスを減らす
 Vol.25【特集】飼料価格高騰の今、飼養管理を見直す
 Vol.24【特集】乳牛を支える肢蹄を見つめ直す 他

生産物に価値をつける

取材先で出会ったこちらの牛、日本短角種という和牛の一種で、飼養頭数が少なく珍しい牛なのだそう。肉質は赤身が強く、黒毛和種のように脂の乗りは良くないため、「和牛」というジャンルではあまり価値を見出されてこなかった牛です。

牧場主のNさんは、この牛を健康に育て、脂は多くないもの新たなジャンルの美味しい牛肉を作り上げることを目標にしていました。今までは価値がないとされていた生産物も、求める人に届くように工夫することで、新しい価値を生み出すことができるのかと感動しました。

 

スタッフミーティング

うかがったのは十勝管内O牧場(酪農部門320頭・肉牛部門900頭・従事者16名)。
この日は、酪農コンサルティング巡回のあと、毎月定例の酪農スタッフミーティングでした。

ミーティングの最初の議題は、乳検成績の確認と、それに関連する現場状況。
乳量傾向、泌乳立ち上がり、良かったこと・気になることなどが話し合われました。
足痛の牛を発見したら直ちに情報共有することを再確認し、LINEでの緊急連絡やホワイトボードにも記述するなどして早期治療を図ることを申し合わせました。

次の議題は、繁殖成績の確認と課題。
「ひと月の受胎頭数」の目標はクリアしていることが伝えられ、発情発見の徹底などが話し合われました。

続いての議題は……Dairy Japan 9月号で。

作業効率化に向けて

先日、岡山県のMファームにお邪魔しました。Mファームは「搾乳牛120頭規模と肥育牛200頭規模を一人でも管理できるように」と導線や施設を検討し、搾乳ロボットやエサ寄せロボット、バーンスクレーパーといった省力化機械を揃えたほか、ベッドへのオガクズ散布も専用の散布機を導入。そんななか紹介してたのが写真の肥育牛へのワラ散布専用機。飼槽に沿って走らせることでワラを吐き出し、給与することができるものです。手のかかる作業を機械化することで省力化はまだまだ可能なのだなと教えられた気分でした。