給飼にまさかのモノが大活躍!?

重たいものをラクに動かしたい——
これは酪農家さんに限らず、人類共通の願いかもしれません。
引っ越しで冷蔵庫を動かすとき、会社の書庫の本を積み直すとき、たった数センチの移動がものすごく大変だったりしますよね。

取材で訪問したK牧場では、「力技」から「アイデア勝負」へ、見事な転換が行なわれていました。

なんと、自動給餌機のレールに見慣れない“フック”が!

これ、ただのフックじゃありません。鉄工所にオリジナルで作ってもらった特注品。飼料ロールをこのフックに引っかけて、レールに沿ってスーッと横に動かす仕組みだそうです。

これが、思っている以上にスムーズで、力を入れなくても重たいロールを楽々動かせて、そのうえ、そのまま牛達の前にエサを配れる。
これにより腰や肩への負担がぐんと減ったそうです

きっとこのアイデア、どこかの現場でもヒントになるはず。
ちょっとした工夫で現場は変わる。
そんなK牧場の取り組みに、今日もまた感服しました。

Dairy Japanらくコネ

酪農雑誌Dairy Japanと言えば、ありがたいことに多くの方々が認識してくれています。さらにありがたいことに、多くの方々が読んでくださっています。

さて、本ブログをご覧いただいている方々は、昨年から「らくコネ」という言葉を耳にするようになったのでは? と思います。

私達Dairy Japanは、酪農情報の総合ウェブサイト「らくコネbyDairy Japan」を運営しています。酪農業界の情報や役に立つ技術情報、「ほかの農家さんはどんなことをしているの?」という視点のさまざまな方のブログなどを毎週数回更新しています。

登録料などは一切かからないフリーサイトとなっていますので、ぜひ毎日チェックしてください!

ちなみに、らくコネでは公式LINEで毎週の更新情報をお知らせしています! 以下のリンクから公式アカウントを友だち追加できます。 lin.ee/ZnnaLD9 まだ登録していない方は、ぜひご登録お願いいたします。 週に1回しか届かないので、全然鬱陶しくないと思います。笑

デノボ数値の見方は? PF比の適正値は? 異常風味の原因は?–新刊『完結編「乳」からのモニタリング』

好評発売中の新刊『完結編「乳(にゅう)」からのモニタリング』(通称『乳(にゅう)モニ』)には、今話題の「デノボ脂肪酸」「ケトン体(BHBA)」「乳中遊離脂肪酸(FFA)」はじめ「乳脂率と乳タンパク質率(P/F比)」「乳中尿素窒素(NUM)」の見方や適正値などが詳しく解説されています。

【内容】
第1章 乳量からのモニタリング
第2章 乳脂率からのモニタリング
第3章 脂肪酸からのモニタリング
第4章 乳タンパク質率からのモニタリング
第5章 乳脂率と乳タンパク質率(P/F比)からのモニタリング
第6章 乳糖率からのモニタリング
第7章 乳中尿素窒素(NUM)からのモニタリング
第8章 体細胞数からのモニタリング
第9章 ケトン体(BHBA)からのモニタリング
第10章 乳中遊離脂肪酸(FFA)からのモニタリング
参考 生乳生産からのモニタリング

『完結編 「乳(にゅう)」からのモニタリング~乳検成績を活用して~』
田中 義春 著 (元 北海道専門技術員、デイリーサポート・タナカ)
A4判/230頁 4,950円(税込)

以下のサイトからご注文ください。
https://dairyjapan.base.ec/items/101948882