カナダの乳製品事情

[カナダの乳製品事情]

先日カナダの農場を取材した際、現地のスーパーマーケットなどを覗いてみました。

先に感想を述べさせていただくと「全てが大きい」。これに尽きます。

店の大きさ、陳列棚の大きさ、チーズ売り場の大きさ、チーズや牛乳、バターの大きさなど、全てが大きかったです。

また、「バターやチーズ向けの乳量が多いのかな」なんて思いながら、同時に「脱脂乳も上手に使っているな」と感じました。脱脂乳の使い道は「乳×プロテイン(蛋白質)」の印象が強かったです。

以下に写真を複数アップするので、フォトギャラリーのようにご覧ください。

スーパーの全景です。全貌がわからないほど大きいですね。

「DAIRY」乳製品エリアです。スーパーのなかでも存在感がすごいです。皆牛乳乳製品が大好きなようです。

チーズエリアです。「クリームチーズなどソフト系」と「ゴーダやミモレットなどハード系」とそれぞれ独立して棚が存在していました。

バターです。デカいですね……

ヨーグルトです。ギリシャ風ヨーグルトがほとんどだったように思います。とても美味しかったです。

ミルクコーナーです。乳脂肪率や蛋白質量が訴求ポイントのようです。種類が豊富でした!これが一番現実的なサイズですが、デカいですね。

 

ハンディサイズの「味付きミルク」は人気商品のようです。いろいろなところで見かけました。これも結構美味しかったです!

ゴールデンウィーク期間 休業日のお知らせ

平素は格別のお引き立てをいただき厚く御礼申し上げます。
ゴールデンウィーク期間の休業日につきましては、従来通り土日祝日を休業とさせていただき、4月30日(火)~5月2日(木)は通常業務とさせていただきます。
ご不便をおかけ致しますが、何とぞご理解の程お願い申し上げます。

広告効果バッチリ

先日、岡山県のT牧場にお邪魔しました。取材前に着替えてきてくれたTさん。とてもインパクトの高いTシャツを着ていたので写真を撮らせていただきました。

地元の蒜山農業協同組合が販売する「蒜山酪農カフェオレ」そのままのデザインTシャツ。とくにインパクトが大きかったのは写真のバックプリントでした。

「チラシを刷って配るのも良いけど、これなら着ているだけで宣伝になる」とTさん。

成分表をバックプリントにするアイディアに感服しました。

DIYで牛舎を快適に

先日取材した香川県のTさんは空いた牛舎を借り酪農をはじめて2年目になります。
牛舎の改修や飼養方法を試行錯誤しながら奮闘していました。

取材中に教えてくれたのがこちらのライト。

以前の牧場主さんは暗くなると牛舎内でランタンを持ち移動していたそうで、約1万円の材料費で自身で取り付けたそうです。
新規就農したてでコスト削減も考慮し、牛舎を明るくすることができたと笑顔を見せてくれました。

1日1頭1Kgの価値

先日取材で訪ねたM牧場さんの事務所に貼ってあった紙。「毎日これを見て、モチベーションを高めています」とのことでした。

例えば45頭搾乳の牧場で、日乳量が1kg 多かったら?とMさんは日々考えます。
乳価が110円だとすると、45頭×1kg×110円=4950円/日増収です。
それが毎日、1年間続くと……4950円×365日=180万6750円/年増収です。

毎日の牛のためのひと手間(水やエサ、搾乳などさまざまな場面で)を頑張ると、未来の自分にこんなに大きなお金を残せるのだとMさんは言います。

もちろん、そのベースアップのために、哺育・育成にもしっかり投資すると言います。
確かに、哺育・育成で1頭1日30円多く投資したとして、その牛達が強く育ち1頭1日2kg多く乳を生産してくれたら、投資は大成功ですね。
こうして目につくところに貼って、毎日見るというのも大切のようです。