十勝管内のS牧場は、インドネシア人実習生のために、インドネシア語の搾乳マニュアルを作成・活用しています。
無料でダウンロードできる酪農現場マニュアル作成のテンプレート「デーリィNavi」を使ってアレンジし、Google翻訳を使ってインドネシア語バージョンにしたそうです。
「搾乳作業が統一され、もはや実習生に完全に任せられるほど。実習生が入れ替わっても対応できる」と重宝していました。
同牧場は「デーリィNavi」を使って、ほかに分娩・子牛・乾乳・繁殖・給飼と水・蹄・農場衛生も、皆の作業が標準化されるようマニュアルを作成していました。
※詳細はDairy Japan 6月号で。
※デーリィNavi:https://946nokyoren.or.jp/dairynavi/
月: 2023年5月
移行乳の常識が変わる?
分娩後の出荷できない状態にある移行乳。出荷できないからと廃棄することはもちろん、廃棄乳や代用乳と混ぜて給与することは、実はもったいないことかもしれません。アルバータ大学の大場真人教授は今、この移行乳の給与に関する研究は、子牛の栄養管理のホットトピックスの一つだと言います。
移行乳には、さまざまなホルモンや栄養素が豊富に含まれ、子牛の消化・吸収能力を高めると考えられると言います。
子牛を健康に、かつ将来にわたってハイパフォーマンスを発揮してもらうヒントの一つが移行乳かもしれません。詳細は6月下旬にお手元に届くDairy Japan7月号「誰にも聞けない酪農キーワード」で。
輝く高校酪農部!
こんにちは!
今回は先日「学生牛部は今! 」の取材でうかがった、神奈川県立中央農業高等学校での様子をお伝えします。
同校の酪農部は総勢29名の部員で活動しています。当日活動の様子を見ていると、人数がとても多いですが作業は細かく分担されていて部員全員が自分のやるべきことを考えて自主的に動いている姿がキラキラしていて印象的でした。
言われてから行動するのではなく自分ができることを見つけて積極的に行動に移す。大人になった私もできているつもりでできていない気がします……。私も見習わないと!と思わせてくれた取材でした。
そんなキラキラとした酪農部の様子はDairyJapan6月号で詳しく掲載していますのでぜひご覧ください!
Dairy PROFESSIONAL 最新号のご案内
Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。
今回の特集は【酪農のロスを減らす】。
飼料・資材・経費高騰で酪農経営は過去にない厳しい状況にあります。
こうしたなかで酪農生産現場で求められるのは「ロス」の見直しとその改善。
本特集では「エサ」「搾乳」の二つのシーンに分けて、基本を整理し、ロスの原因を探り、そして改善を考えます。
監修:泉 賢一(酪農学園大学 農食環境学群/教授)
今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
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Vol.25【特集】飼料価格高騰の今、飼養管理を見直す
Vol.24【特集】乳牛を支える肢蹄を見つめ直す
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