先日、愛知県のM牧場を訪ねました。M牧場のSさんは就農から約10年。さまざまな改善と投資をしてきました。
約3年前に搾乳ロボットの更新を計画したM牧場は、事業審査や工期の遅れによって今年4月に最新の搾乳ロボットに更新が完了したといいます。
ちょうど酪農情勢が非常に厳しい状況での返済スタートになってしまったことは、大きな負担であることは明白です。しかしSさんは、「搾乳スピードや搾乳性が上がったことで、結果的に乳量は伸び、売り上げを高めることができた」と満足げに話してくれました。
さて、そんなM牧場で「買ってよかった」機材を紹介していただきました。それは、業務用食洗機。
乳肉複合経営で規模も大きなM牧場。日々の哺乳ボトルの洗浄も一仕事です。また哺乳ボトルはブラシで強くこすれば、徐々にこすり傷が付くもの。そこで、業務用の食洗機を導入したところ、洗浄の手間が省けることはもちろん、高温で高い水圧によって洗浄できるため、哺乳ボトルの衛生状況も良好とのこと。Sさんは、「おすすめの機材」と太鼓判を押します。