【これは良い!パーラーで水浴び】
栃木県那須町の牧場にて
「一昔前この辺は避暑地として有名だったが、今や夏は猛烈に暑い。ところによっては暑熱対策が遅れがち」と話を聞いたことがありましたが、先日訪れたO牧場では、屋根散水、換気扇増設など万全ともいえる暑熱対策。牛も元気にエサを喰い込んでいました。
なかでも「おっ!」と思ったのはパーラー上部に取り付けたソーカーシステム(散水システム)。牛の首元に散水ミスとが散水され、搾乳中に牛を濡らします。その後牛舎に帰り、扇風機に水を吹き飛ばしてもらい体温を下げるそう。牛舎内に取り付けられたミストはたまに見かけますが、パーラーでは初めて見ました。
Oさんは「牛舎で水を撒くと牛舎内の湿度も上がり牛床も濡れやすくなるので、パーラーにつけてみたところ、とても良い」とのこと。
仕組みも単純で、水道のように蛇口をひねるだけ。壊れてもすぐに直せるところがまた利点なのだそう。
牛もよくエサを食べます。
O牧場は『DairyJapan10月号』に掲載されますので、発刊したらぜひ読んでみてください。
まだまだ暑熱対策が必要な時期だとは思いますが、これからの参考になれば嬉しいです。