新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるい、今週末は首都圏をはじめ多くの地域で不要不急の外出を控えるよう要請が出されました。ゴールの見えない戦いではありますが、一日も早く終息し、日常に戻れることを願ってやみません。
さて、気温の乱高下が激しい最近ですが、東京都内では最高気温が20度を超える日もあり、頭に浮かぶのは「暑熱」の二文字です。
気象庁が発表する長期予報(向こう3ヶ月)を見ると、多くの地域で「平年より高い」の確率が40〜50%と最も高く、今年は気温が高く推移する可能性が高いと見られます。ということは、暑熱対策は早めに、そしてしっかりと取り組む必要があるということです。
Dairy Japanでは、5月臨時増刊号「Dairy PROFESSIONAL Vol.17」(5月5日発行予定)で、「乳牛の暑熱ストレスを科学する」を特集しました。暑熱ストレスの基本的な考え方から、暑熱期・暑熱回復期に乳牛の体内で起こること、暑熱ストレス対策など、乳牛と暑熱の関係を多角的に考える特集です。
現在、鋭意編集中ですが、発刊しましたら、ぜひご一読いただきたい自信作です。
どうぞご期待ください。