写真は東池袋のモーモー広場にある乳牛のモニュメントです。
モーモー広場は辻広場と呼ばれる防災広場の一つで、地域の防火水槽の役目を果たしています。
都心の池袋になぜ牛? と思うかもしれませんが、明治から大正にかけて、このあたりは酪農地帯だったそうです。明治後期には約60戸の酪農家が営農していたというから驚きです。
その歴史を残すため、辻広場の一つがモーモー広場になったようです。ちなみにモニュメントの全長(頭から尾)は約3mでかなりの大きさがあります。
この乳牛が横臥する床の下(地下)が防火水槽になっているそうです。
都内にはこのほかにも牛や畜産に由来する土地がいくかあります。時間を見つけて、探索してみると面白いかもしれないですね。