取材で栃木県の那須拓陽高校をお邪魔しました。
同校の農業経営科では、酪農家を夢見る生徒が多数在学しています。
昨年、正式に「牛部」という部活が誕生しました。牛部では、日々の乳牛管理から共進会に向けた牛作りなどを生徒が中心となって取り組んでいます。
一般的な部活であれば、目標はインターハイなど同年代が相手の大会になりますが、牛の活躍の場は共進会であり、相手はプロの酪農家です。
そのことが、彼ら、彼女らの大きなモチベーションになっているようです。
ここで指導する先生は、ご実家が元酪農家で将来は後継する予定だったそうですが、牛舎周辺の環境変化や労働力問題などで後継前に離農してしまったとのこと。
それでも牛の魅力や酪農の素晴らしさを伝えたいと、畜産を教えることができる教員になることを決めたといいます。
こうした先生の牛への想いが、生徒たちの牛への期待を高めているのですね。
今年の目標は全共出品!
そのために、目下全力の管理を続けています。
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