自分たちの気持ちをしっかり届けよう――5000人のデモ行進

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「守れ! 地域経済、危機! 北海道農業」「ピンチ! 食料・農業・地域社会」「このままじゃ農民一揆だ!?原油・肥料・飼料高騰で大ピンチ」「資材高騰! 食料安定供給が赤信号」などの旗やのぼり、プラカードを掲げて――。
『生産資材価格高騰等に係わる全道農業危機突破総決起大会』に集結した全道各地からの農業生産者および農業団体関係者5000人以上が、総決起大会終了後、すすきの、大通公園のある札幌駅前通りをデモ行進しました。

デモ行進では、シュプレヒコールとともに以下のアナウンスを繰り返し、沿道の市民に訴えました。

「私たち生産者は、安全で安心な農作物を、安定的に消費者のみなさまにお届けしようと努力してまいりました。しかし、原油価格の高騰、また世界的穀物需給のひっ迫などにより、燃料・肥料・エサなどの価格は史上最高を更新しており、北海道農業、ひいてはみなさまの食生活に危機的ダメージを与えかねない状況にあります。私たちはコスト低減に総力をあげて取り組んでおりますが、私たちの努力だけでは、もう限界を超えています。このままでは将来にわたって農業を続けることができず、水田や畑、酪農を守ることができません。北海道経済にとっても大きな影響を受けてしまいます。そのため農業経営の安定化と安全・安心な食料の安定供給に向けて、私たちは運動しております。市民のみなさまの、ご理解と支援をお願いします」

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