先日、久しぶりに広島大学にお邪魔しました。テーマは子牛の管理について。
広島大学では、分娩後、すぐに子牛のリッキングをし、その後に初乳の搾乳。初乳はBrix計で品質をチェックし、即飲めるだけの量を給与していると言います(抗体量が少ないときは粉末初乳をブレンド)。
そして、移行乳など販売できない生乳をを中心とした全乳哺育に取り組んでいると言います。
初乳をしっかりと飲むこと、初乳給与後も数日間は移行乳を給与することは、消化管の絨毛発達にプラスの影響があると杉野利久教授は言います。
初乳給与の大切さ、今一度見直してみませんか?
それにしても、哺育舎に入ると、子牛達のかわいらしい姿にいつも癒やされます。すくすくと、元気に育ってほしいものですね。
ルポの様子は2022年2月号で。