残飼や変敗サイレージも貴重な資源

バイオガス

9月18日付けDJニュース「繁殖技術の研究発表――石狩AI研修会」で既報のとおり、「牛糞尿は地域の資源~バイオガス~」と題して土谷雅明氏(株式会社 土谷特殊農機具製作所・専務取締役)が特別講演しました。

メタン発酵の利点として、環境に優しく臭気が少ないこと、消化液は肥効率が高く化成肥料の代替となること、糞尿をエネルギーに変換できることなどをあげ、バイオガスプラントのシステムを詳しく紹介しました。
また、糞尿のみならず、残飼や、変敗したり傷んだサイレージも資源となること、バイオガス発電は地域の重要エネルギー源となることなどを解説しました。

さらに課題として、地方ほど変電所の処理容量が小さいので、バイオマスが大量にあっても新設できていないことなども解説しました。

私のおススメ本はコレ!!

New Zealand 391

今回ご紹介するおススメ本はこちら!

酪農現場の?に答える――牧草・飼料作物編」です!

皆さんのご要望にお応えして、今回電子書籍として復活することができました!
ありがとうございます!

内容は、牧草や飼料作物について、よくわからなかったことを一問一答式で解説しており、初心者にもわかりやすくなっております。
また、品種や栽培については、北海道と都府県、それぞれ分けてあるところもポイントです。

高品質かつ安定した自給飼料を作るためには必須の解説書となっておりますので、皆さんぜひチェックしてみてください!

気になる方はこちらからどうぞ!

以上!私のおススメ本の紹介でした!

ET、OPU-IVF――もはや特別技術にあらず

OPU-IVF

あなたは、受精卵移植(ET)、そして体外受精(IVF)に対して、どのようなイメージを持っていますか?
もしかして、「特別な農場が、特別な牛で行なうもの」と思っているのでは?

7月25日付で既報の「OPU-IVF(経膣採卵-体外受精)」の取材記事が、来週発売のDairy Japan 10月号に載ります。
タイトルは「ET、OPU-IVF――もはや特別技術にあらず」です。
その内容は、ETやIVFが「特別な農場が、特別な牛で行なうもの」という固定概念を崩すとともに、「不妊で淘汰される牛を1頭でも多く救いたい」という熱い想いから、IVF卵を地元で作出し、ETの普及に取り組んでいる、北海道根室管内別海町の技術グループのお話です。

この取材で、ETやIVFが、いわゆる普通の(一般的な)技術になろうとしている“胎動”を感じました。受精卵だけに。

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真夏に取材後のアイスがたまらない

今年、早くも9月に突入してしまいましたね。
暑さも幾分か和らぎ、夜は暑さにうなされることもなくなりました@東京。
北海道や長野では、2番牧草の収穫に入っているそうですね。
皆さんの地域では、今年の牧草の出来はいかがでしょうか?
今年は、エルニーニョが来るとか来ないとか、
天気予報に右往左往…現在、エルニーニョ現象は秋に可能性があるとの予報です。
ちなみに9月は全国的に気温は低くなることはないみたいです。
 

今年の夏は、北海道から東京へ戻った最初の夏となりました。
忘れかけていた猛暑、照りつける太陽から放たれる痛い日差し、
ジメッとする湿度、温められた風(温風)などに悲鳴をあげる日々でした。
8月8日のブログでもおわかりいただけると思います…。
夏生まれの私は、もともと夏大好きですが…堪えました。
 
さて、そんな暑い夏に取材したルポが掲載されたDairyJapan9月号が、
すでに皆さんのお手元に届いているかと思います。
 
私は、9月号の特集で栃木県那須町の桃井牧場さんにお伺いしました。
桃井牧場さんは、私が大学の牧場実習でお世話になったI牧場さんのご近所でした。
特集テーマは「乾物摂取量(DMI)を最大にするマネジメント」
エサ寄せや残飼チェック、喰い込みチェックなどの基本的なことを
シンプルに確実に行ない、TMRのメニューを0.5kg単位で微調整をする
その緻密さに、ただただ感激しました。
 
他にも、北海道や熊本県の有力牧場のDMIマネジメント術を紹介しています。
ぜひご覧になってみてください。

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取材後には、桃井牧場に併設されている「アイス工房ももい」さんにて
おいしい手作りアイスをいただきました。
大学の牧場実習の時に一度食べさせてもらった懐かしい記憶が蘇りました。

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季節限定のものも含め、12種類のフレーバーが楽しめますが、
私はもちろん「ミルク」です!!濃厚な口当たりに大満足です!!
この時だけは、温風も心地よく感じられました(笑)

取材の後はもちろん、ドライブの一休みにも最適なのは牧場アイスですね!!
 
※桃井牧場の近くには、りんどう湖や那須テディベアミュージアム、
那須ワールドモンキーパーク、トリックアートミケランジェロ館などの
観光地も多いことから、たくさんの人で賑わってほしいなと思います。